おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

身体機能を向上させたい(速くなりたい)なら恒常性を反応させるだけ

どうも、おっさんです。

 

”恒常性が反応すれば誰でも速くなります”

 

私がずっと言ってることなので「またかよ」案件なのですが(笑)、Twitterを眺めているとこれがどうしてもわからない人が多いなぁと思ってしまうわけです。まぁ、私がそんなことを思っても、当事者自身がそれに気付かないといくら説明しても「わからない」ことなのでどうしようもないんですが(笑)。

 

先月と今月は比較的に実走できなくてローラーが多くなっているんですが、私の場合ローラーだと実走より身体に負荷がかかってしまうようで、実走より多く走れないんですよね。なので、レストが多くなり走行時間も短くなります。

 

ロードバイク有酸素運動なので、身体が疲れても心肺に負荷がかかってないと有酸素能力は向上しません。なので、身体(筋肉など)への負荷が過度にかかると心肺への負荷がかかる前にトレーニングは終了してしまいます。

 

その結果、恒常性が反応する頻度も少なくなり身体機能は良くて停滞、悪いと下がって行きます。「悪い」と書きましたが、私自身は身体機能が下がるのはあんまり「悪い」と思ってません。何故かというと、それは恒常性が反応する頻度が少なくなっているからだという「自覚」があるからです。

 

要は、私自身が「何故そうなっているのか」を理解しているからです。

 

Twitterなどで見ていると一般的には

 

「頑張ったから速くなる」

「頑張らなかったから速くならない(遅くなる)」

 

という解釈に囚われている人が多いです。

なので、「頑張っているのに速くならない」となった場合に”混乱”します。

 

つまり、「頑張るか否か」で判断しているわけですね。

 

何故そうなってしまうのかというと、子供の頃から「頑張る」ことを脳に刷り込まれているからなんです。だから、当事者自身がそれに気付かないと「わからない」わけなんですね。

 

「疲れたら休む」というトレーニングで最重要なことでさえ、「頑張る」ことが正義の人にとったら”苦痛”になってしまいます。苦痛なのでフルレストとかできません。休まないと高強度のトレーニングに支障が出てしまうのに休めません。

 

休むと「頑張っていない」ことになるからです。

 

私は身体機能が下がることを「悪い」とは思ってなくて、それはその理由を知っているからだと上で書きましたが、私は身体機能が上がったり下がったりする理由を知っているので、それが良いとか悪いとかではなく「当たり前のこと」だとわかっているということなんです。

 

でも、「頑張る」ことが正義の人はこれがわからないんですね。

身体機能が下がるなんて「あり得ないこと」なんです。

あり得ないので「悪い」になります。

この状態を「盲点」といいます。

 

本当は、自分自身で試行錯誤してどうすれば身体機能が向上するのか?を理解していくんですが、「頑張れば向上する」という固定観念があるので”試行錯誤”が疎かになっているんです。

 

脳への刷り込まれ具合によっては抜け出せる人もいるんですが、なかなか難しい問題なんですよね。