どうも、おっさんです。
相変わらず走っています(笑)。
今月も週3~4回という頻度で中強度中心は変わりませんが、週一回の閾値走も後半から復活させました。
先月は閾値走を一度もしていないので、久々にどんな感じだろうかと思っていたのですが、やっぱり心肺能力は落ちてますね。中強度だけで見ると一見変わっていないように見えますが、閾値で走るとはっきりとわかります。
この練習量だと中強度中心では走力を維持できないということです。
週3回の頻度で、閾値走を1回と中強度を2回でやっていた時期は、今より練習量が少なくても走力は伸びていたのに、中強度だけだと維持もできないわけです。
低中強度だけで走力を伸ばそうとすると、少なくとも今の1.5倍ぐらいは練習量を増やさないと難しいのでは?と考えます。
しかも、それで走力が伸びたとしても、そこからさらに伸ばすには練習量をどんどん増やす必要があるわけで、やっぱり高強度なしで走力が伸びていく人というのは持久力の初期値が元から高い人で、練習量を増やしやすいのでは?と推測できます。
フルマラソンサブ4辺りで行き詰っている人を見てみると、定期的に高強度をやっている人はあまりいないように感じますが、高強度なしで普通の人が到達できるのがその辺りなんでしょうね。
そこで行き詰っている人が「高強度が必要かも?」と感じてやり始めるのは、何故かインターバル走の方が多いように思います。閾値走じゃなくて。
で、インターバル走で一番有名なのが「1000m×5本」なんですが、これってどういう意図があって「1000m×5本」なのか考えてみたいと思います。
まず、なぜ1本1000mなのかですが、これは単に1000mというのがキリが良いしわかりやすいからというのもありますが、インターバル走の意味が分かると理にかなっていることが分かるので後で話します。
じゃぁ、5本のほうは?というと、「1000m×5本」は合計5000m疾走することになるので、5000mを5本に分けているという見方ができます。
ここから、これは5000mの練習でもあるということが分かります。
インターバル走はマラソンのスピード練習としても有用ですが、「1000m×5本」というのは元々5000m競技の練習として使われていたのでは?という話です。
実際に、5000mの練習方法を調べると「1000m×5本」が有効と出てきます。
5000m競技ではどのくらいのタイムで走るのかを見てみると、14~15分が上級レベル(トップレベルは13分台)のようなので、目指すのは少なくとも15分切りということになります。
5000mを15分はペースにするとキロ3分ですが、VDOTで見てみると閾値ペースはキロ3分15秒となっているので、閾値よりキロ15秒速く走っているということですよね?
閾値より少し上の強度で走っているのでVO2Max強度ということですね。
おそらく、「1000m×5本」というメニューはこの辺りのレベルを想定していて、どういう意図の練習方法なのかを考えると、
「VO2Max強度の練習」
ということが分かると思います。
しかも、3~4分の疾走を繰り返すので、VO2Maxの限界値を鍛える練習ということです。
5000mの競技者の場合、3~4分間の疾走が大体1000mになるので「1000m×5本」という練習が理にかなっているというわけなんですね。
逆に考えると、キロ3~4分で走れない人にとっては本来の効果が得られないとも言えます。
全く効果がないわけではありませんが、それより遅い人の場合は同じ1000mでは疾走時間が長くなってしまう為、VO2Maxの限界値に届かなくなるわけです。
疾走時間が3~4分になるように距離を短くする工夫が必要になりますが、このインターバル走の意図が分かっていない人はそこに気付きにくいです。
このように考えると、そもそもほとんどの一般ランナーにとって「1000m×5本」という練習が必要なのか?ということになってくるし、5000mの練習方法でも20分を切れていない(つまり、キロ4分台以上)ランナーにはVO2Max強度のインターバル走を推奨していません。
ということは、ほとんどの場合5000m20分切りまでの高強度の練習は、閾値走だけで到達できるというわけですね。
5000m20分切りぐらいの走力になるとサブ3が見えてくるので、サブ3を目指すぐらいになってはじめてインターバル走が必要になってくるということです。