おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

40代おっさんがロードバイクで山だけの100kmを初めて走ってみた感想

どうも、おっさんです。

 

前回やった「山あり」のロングライドでの反省点で「ロングの平坦は時間がもったいない」(笑)ということを踏まえて、今度は「山だけ」の100kmを走ってきたので感想を書いてみようと思います。

 

前回の「山あり」ライドの記事

nicolarossi.hatenablog.com

に、私の基本スペックや使った自転車を書いてあるので、こちらもどうぞ。

あ、今回の体重は52kgだったのでスペックはそこだけ違います(笑)。

 

とりあえず、今回のデータ。

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前回は中盤に軽い峠越えで後半から山という具合で1,000mアップ程度でしたが、今回は自宅から5km程度でもう山に入ったので(笑)1,900mアップという具合になりました。

 

全体の行程は、昨年の12月に行った600mの山に登るヒルクライムが一本目。その後一旦向こう側へ下りて10kmで50mダウン程度の道を走った後、標高300mから750mへ上るヒルクライムが二本目。そこからまた400m弱まで下って13km程度の行程の山道をまた標高750m弱まで上るというのが往路です。(ここまでで50kmちょい)

 

復路は標高250mまで一気に下がった後、30km程度の行程を標高400mまで上る道のりを走ってから、後は下って帰宅となります。

 

いやー、めちゃくちゃ楽しかったです(笑)

 

 

・体力的にどうだったか

 

今回の強度は77%で前回からは上がっていますが、これは前回と違って勾配がある山を走っているので強度をある程度は上げないといけないからということですね。前回は抑えすぎぐらいの強度なので。

 

往路の終着点の標高750mまでは特に問題なく到達できて、今回のライドのオプションとしてここから更に上るルートもあったのですが、ここまでのTSSや時間の関係で今回はパス。下の集落まで降りて自販機でスポーツドリンクを買って飲んでさぁ復路だとなりましたが、向かい風強すぎ(笑)。

 

山なので、アメダスの観測も雨量計しかないのでどの程度の風だったのか正確には分かりませんが、途中で補給するのに寄ったコンビニでサイクルラックにかけた自転車がユラユラ揺れるぐらいの風でした(笑)。下は平均2~3m/s程度だったみたいですが、あきらかにそれより強かったです。結果的にこの向かい風にやられたので、今回のライドでの体力判定は正確にはできないですね。

 

実際にライド後の疲労を見てみると、普段の風強めのライドで感じる疲労感と同じ感じだったので、風に対処する過程で生じる疲労なわけです。しかも、普段のライドでは30kmずっと向かい風とか体験したことがない(笑)のと、その工程は国道でしかも休日ということもあって交通量もある程度あり(といってもひっきりなしにというわけではないですが)、思ったより気を使って走っていたので精神的にも少し疲れた感じです。

 

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ガーミン先生にも「やりすぎ」と怒られました(笑)。

翌日も疲労が若干残っていたのでその通りなんでしょうね。

 

ただ、日常生活に支障が出るようなことでは全然なかったので、ガーミン先生の通りに「たまに」ならやってもいいということなんでしょう。

 

んー、でも復路の向かい風さえなければ全然問題なかったように思っているんですけどね。私の場合は風の影響って疲労に対してかなり大きいので。

 

あ、ただ、前回は二日休んだ後のサラ脚で走ったんですが、今回は前々日にSST20分を二本+αで110TSSと前日に低強度の60kmで140TSSを走った後なので、その分の疲労の蓄積があるのが違うところですね。まぁ、疲労と言う程の疲労ではないんですが。

 

 

・機材はどうだったか

 

前回は勾配も緩めだったので活躍できなかったリア34Tも、今回は「大活躍」でした(笑)。まぁ、今回のようなライドを想定して導入したリア34Tなので当然なんですが。

 

二本目のヒルクライムのデータ。

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平均勾配は8.5%ですが、負荷は抑えめで平均ケイデンス84回転回せています。一部、70を切るところもありますが、そこは勾配15%程度あるところでそんなに長く続かないので問題はないですね。一本目のヒルクライムも平均ケイデンス85回転だったので、やっぱり今の私が負荷抑えめで上る場合はリア34Tでバッチリです。

 

二本目のヒルクライムの後は、自動車が一台やっと通れるような林道区間を通って今回の往路終着点まで走りました。舗装はされているんですが、路面は所々陥没していたりして綺麗とは言えないし、例によって枝・苔・砂利・石・水等の障害があるので走りやすくはありません。

 

前回のようなライドだとそういう区間はあっても数キロなのでさほど問題になりませんが、今回のように10kmを超えるような区間ずっとだと結構気を使いますね。グラベルキング23Cでも大丈夫でしたが、こういうところだとやっぱりもっと太いタイヤの方が安心できます。どうしてもグラベルロードが欲しくなっちゃいます(笑)。

 

あと、機材というかウエアなんですが、今回は失敗しました(笑)。冬用のビブタイツに15℃対応のインナーとオールシーズンの長袖ジャージで走りましたが、上のデータ見てもらうとわかるように、山といっても今回のライドでは暑すぎです。ていうか、山の上の方が暑いってどういうこと?(笑)。

 

ヒルクライムでは汗ダラダラで特に後半は集中力が落ちてしまいました。私、ローラー台でも汗ダラダラが苦手で集中力が落ちるんですよね。だから汗対策してタオルを首からさげて拭いながら走っているんですが、その拭う動作でも集中が途切れる。

 

ライドだと小さいハンドタオルを使っていますが、これだと足りなかったのでもっと大きめのタオル用意しないと…。サイクルキャップはモンベルのメッシュキャップをずっと愛用しているんですが、これが意外と汗対策になっていて、つばの部分が汗を吸収してくれるので汗が目に入るってことはないです。それと、ヘルメットを昨年の夏から新しくしたのですが、以前のは後ろの調整部分にパッドが付いていたけど今のはないんですよね。だから首筋から顎へ垂れてくる汗を抑えられないんだと思います。ヘアバンド追加するしかないか。

 

下りが寒いかもと思ってウインドブレーカーも一応持って行ったのですが、全く使用せずポケットを一つ無駄に使ってしまっただけでした(笑)。

 

林道区間は日陰もあるし丁度いい感じだったんですけどね。

 

 

・走行ルートはどうだったか

 

「ロングの平坦は時間がもったいない」ということで、今回はすぐに山に入るルートにしたのですが、やっぱり正解でしたね。本当に楽しすぎでした(笑)。ヒルクライムももちろん楽しかったのですが、上で書いてある二本目のヒルクライムの後の林道区間が一番楽しかったです。

 

林道区間なんで林の中を進む道ではあるんですが、眺望が開けているところもたくさんあって谷を挟んだ向こう側の景色も楽しめます(もちろんこっち側も)。標高400m程度から上って行くルートなので、前回の頂上地点より上でやっぱり世界が違いますね。もちろんもっと上だとさらに気持ちいいと思うのですが、比較的近距離だとここが一番かもしれません。

 

今回はパスしましたが、往路終着点からさらに上るルートへもそのうち行ってみたいです。ヒルクライムなので途中の景色はどうかわかりませんが、1,300m超えるので頂上の景色は良いはずです。

 

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林道区間はこのようにアップダウンを繰り返しながら上って行くルートですが、

 

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この勾配データを見るとわかるようにほぼほぼ上りです(笑)。

一番多いのは6~7%ですが、8~9%辺りも多く前回と比較すると走りがいのあるコースになっています。しかも、上で書いたように綺麗な舗装路ではないので、ロードバイクで走れるような道としてはアドベンチャー感満点です(笑)。

 

問題があるとすれば、今回のルートは食べ物を買えるところが往路にはないということですかね。自販機はヒルクライムの頂上にそれぞれあるので飲み物は大丈夫ですが、山に入る前に補給食は用意しておかないといけません。特に、二本目のヒルクライムの後の林道区間は自販機も(たぶん)ないので。

 

とにかく、今回のルートは今のところで最高でした。

 

自動車で行ったことのある景色の綺麗なところはいくつかあるんですが、今回のルートは自動車ではあんまり走りたいとは思わない道なので(笑)、自転車やあるいはオートバイでなら走れる(走りたい)ルートとしてはかなり良かったですね。

 

ただ、復路の向かい風がアレだったので(笑)、またリベンジしたいと思います。