おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

受動的意識仮説

どうも、おっさんです。

 

前回の記事

nicolarossi.hatenablog.com

で、「天才」も「凡人」も誰の中にも存在しているのだから、誰でも「天才」の可能性があるということを書いたんですが、たぶんほとんどの人がそれに対してこういう反応すると思います。

 

そんなこと言っても今現在「天才」じゃないのは事実じゃないか

 

と。

可能性はあるとしても、現在それ(天才)が出現していない事実を見ると「自分には可能性がなかった」ということでしょ?と。世間一般で言う「天才」を考えると、「何か偉大な功績を残した人」とか、もっと身近なところで言うと単に「スゴイ人」みたいな感覚で「既に出現している状態」のことを指す場合が多いです。

 

でも、その世間一般で「天才」と言われる人も、生まれた瞬間から「天才」ではないんですよね。世間一般で「天才」と呼ばれるまでの過程は存在するわけです。それは、実はみんな知っていてよく言われるのが「考え方が違う」という部分なんですが、考え方が違うから物事の進め方も変わってきてそれによって「天才」かそうじゃないかが分かれるということ。

 

つまり、その「考え方」が違う人が「天才」であるということです。

 

こう考えると「天才」という事象を決める重要な要素は、上で書いたような「結果」ではなくて「過程」の方だと私は思うんです。天才と変人は紙一重とかよく言われますが、これは「結果」だけを見て決まることが多いです。世間一般で認められると「天才」になるということですね。

 

でも、よく考えると「結果」が世間一般で認められても認められなくても、その人のしていることとか考え方とかが変質しているわけではないので、世間一般で「天才」と呼ばれようが呼ばれまいがその人の本質は同じなんですよね。

 

私はこういう風に「天才」を見ているので、世間一般で言われている「天才」とは捉え方が違うんですよね。なので、「誰でも天才」と言えるわけなんです。だって、「考え方」を今と変えたらいいだけなんですから。

 

その「考え方が違う」という部分なんですが、どうして違うのかというと「モノの捉え方が違う」からということです。モノの捉え方が変わると、自分のまわりで何かが起きた時の自分の反応も変わります。自分の反応が変わるので、その起こったことに対する「考え方」も変わるんですね。

 

このように、私と世間一般の「天才」のイメージは違っているので、「天才」という言葉を使うと違う受け止め方をされそうなんですが、以降も便宜上「天才」という言葉で行きたいと思います。上で書いているように、「考え方」が違うだけということは理解してください。

 

 

考え方の違いで見ていくと

 

天才は「主体的」

それ以外は「受動的」

 

ということになっています。

物事を「主体的」に捉えるか、「受動的」に捉えるかということですね。

 

この記事

nicolarossi.hatenablog.com

で紹介した一つ目の動画で、イチロー選手の言ったことが紹介されているのですが、「やってみてダメだとわかったことと、初めからダメだと言われたことは違う」ということなんですが、これも「主体的」か「受動的」かの違いを言っているんですよね。

 

二つ目の動画でも本質的な部分に触れながら解説されているので、そこを掘り下げてみます。

 

 

この動画の方が意識の仕組みを解説されている動画があるので、まずそれを

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

この動画では、慶應義塾大学大学院の前野隆司教授が提唱されている「受動的意識仮説」をベースに解説されているんですが、この方は自分の脳内イメージを整理している過程で前野教授の話を聞いて整理が進んだというだけで、人から聞いた話をただ説明しているだけではないということはわかっておいてください。

 

前野教授の解説動画はこちら

www.youtube.com

同じように、私もこのような方の考えと同じような脳内イメージがあって、これらの解説によって脳内イメージの整理が進んだので紹介しているということです(笑)。面白いですね。

 

 

これらの動画を見ても「興味」がなければ頭に入ってこないし、頭に入ったとしてもそれは私が言っているように「人から聞いた話」でしかないわけなんですが(笑)。でも、この話の本質がわかると物事が比較的上手く進むようになるのは間違いないと私は思っています。

 

なので、私がこのブログで書いているロードバイクの話だけではなくて、人が生きていくうえでの活動全般に対しても有用な話なんだということなんですよね。

 

 

で、何を言っているのかということなんですが、私が前から言っている通りに人の思考や行動は「脳」が勝手に決めているということです。その「勝手に」という部分は、生まれてきてからの体験や学習によって脳内に蓄積されたデータを元に、脳がはじき出した「答え」を「私」という意識に受け渡しているだけなので、「勝手に」ということになります。

 

仕組み的に「意識」は「受動的」であるということですね。

勝手に上がってきた答えを受け取るだけなので「受動的」です。

 

その蓄積された脳内データを元に導き出されたのが「答え」であって「意識」なわけですから、重要なのはその蓄積された「脳内データ」ということがわかると思います。脳内データはそのデータ同士が結び付き合って「内部モデル」を構築します。この内部モデルによって自分のまわりで起こったことに対する反応が決まってきます。自動的に。

 

自動的にどこに向かっているのかというのは、私が言っている言葉では「生きるのに都合が良い方向」ということなんですが、それは人それぞれの脳内のデータとそれを元にした「内部モデル」で変わってくるので、それが人それぞれの個性になっているんですね。方向的にはみんな一緒なんですが、その進み方が違うということになります。

 

脳内データが重要なわけですから、データが蓄積されていく過程がその後の思考や行動に影響を与えます。基本的な部分は子供の頃に構築されるので、親家族や学校の先生の影響などが大きいということになりますね。

 

子供は一人で生きていけないので、親の存在が「生きるのに都合が良い方向」へ向かうのに重大な影響を与えます。怒られたりすると「捨てられたら生きていけないかも」という恐怖を感じるので「言うことを聞く」ということが「生きるのに都合が良い方向」だと脳内にインプットされます。こういうインプットが多ければ多いほど思考は「受動的」に傾いていきます。

 

子供にとっては重要な部分なのですが、大人は基本的には一人でも生きていけるのでそんなに重要な部分ではないなと思いませんか?でも、大人になると今度はそれを「社会」や「他人」に対しての反応として出してしまうんですよね。それは、よく使われる内部モデルは強固になって、すぐに意識に上がってきてしまうからです。そして、すぐに意識に上がってくる思考はその人にとって「普通の事」になるので、その元になっている脳内のデータや内部モデルが何なのかわからなくなります。(ていうか、ほとんどの場合は無意識なのでわかりません)

 

それが「承認欲求」なんですよね。

 

承認欲求による思考や行動というのは、「他人が自分をどう思うか?」が原動力となっているので「受動的」です。上で書いた子供の頃の生きるのに都合が良い方向のインプットは「言うことを聞く」なんですが、承認欲求の「他人が自分をどう思うか?」を気にするということは、結果的に「他人の言うことを聞く」ということになるので、単に言うことを聞く相手が親から他人や社会に変わっただけなんですね。

 

言っている通りに子供は一人で生きていけないので、その頃に「生きるのに都合が良い」としてインプットされた出来事は強烈に定着してしまいます。

 

人の育つ環境というのはそれぞれ違うので、脳内に蓄積されるデータも当然違ってきます。なので、「主体的」か「受動的」かの思考パターンはグラデーションになってくるので、人によってどっちに傾いているかも変わってきますし、どの状態でどっちが反応しやすいかも変わってくると考えます。

 

「言うことを聞く」という状態は、本来自分がやりたいことを「がまん」している状態なのでストレスが発生します。でも、「言うことを聞く」という状態は「生きるのに都合が良い方向」なので、「がまん」することで「生きられる」からストレスがありつつも「がまん」できるんですね。そうじゃないと「死」に近づいていくわけですから。思考がこんがらがっているということわかります?

 

ここから抜け出す方法が「主体的」な思考です。

 

 

緊急事態宣言が出された頃にTwitterを眺めていたらこんな感じのツイートがありました。

 

「ソロライドなら大丈夫だと考えている人がいる!」

 

まぁ、ここまでなら特に何も思わないんですが、続けて

 

「一般人が考えるサイクリングは5km程度だから、私たちが走る距離は異常だと思え!」

 

みたいなことを書いていたんですよね。(詳細はちょっと違うかも)

これが受動的思考です。

 

つまり、一般人から見て自分たちの行動は異常に見えるから自転車に乗ること自体を辞めろと言っているんですね。自分で何も考えていないとこういう思考がチーン!と意識に上がってきます。

 

私の考えで言わせてもらうと、この方は「がまん」しているんですね。一般人から見て自分のやっていることは異常だから、一般人がそう感じると自分は「排除」されて「生きるのに都合が悪くなる」、だから「がまん」しなければいけない。でも、それは「言うことを聞く」という状態なのでストレスが溜まる。

 

そんな中「ソロライドなら大丈夫だと思っている奴らがいる!」となると、その「がまん」しているストレスはそっちに向かうわけです。「俺はがまんしているのにお前らはムキー!」ってことです。

 

あと、他のサイクリストの評価は自分の評価と同義なので、その部分のストレスも溜まります。

 

これに対して

 

「正しく知って正しく行動することが大切」

 

とリプしている人がいました。

これは主体的思考です。

他人は関係なく、自分で考えて行動するとはこういうことです。

 

勘違いしてはいけないのは「他人はどうでもいい」ということではなくて、自分で今の状況を把握して正しい情報を得、正しい行動をするということです。その正しい行動というのは他人への影響も含まれるわけですから、「他人はどうでもいい」ということにはならないのです。

 

あ、別にソロライドが良い悪いを決める話ではないので、その辺お間違いなく。

自分で決めたら「がまん」する必要ないですよ?っていう話です。

 

このようなことからわかるように、受動的思考は「不自由」ということが言えるんですね。反対の主体的思考は「自由」なんです。主体的思考であれば「がまん」がいらなくなるのでストレスが溜まりません。

 

この、「言うことを聞く」という状態は「がまん」ということを、ロードバイク界隈の他の出来事にも当てはめて考えてみると面白いですよ。

 

例えば、「巡航30km/hは当たり前」とか「100㎞なんて簡単」とかを聞いて「そうしなくちゃ」って考えるのも「言うことを聞いている状態」なので、それをしている時は「がまん」しているということになります。「がまん」して30km/hで走ったり100kmの距離を走ったりしても「楽しくない」ですよね?それは「しんどい」だけでストレスが溜まります。

 

他にも「レースで良い成績を残せば仲間から一目置かれる」という考えも、「仲間の言うことを聞く」という状態なので練習中やレース中も「がまん」して走っていることになっているということです。

 

これらは「無意識」なので、そのおかしさに気付けません。

 

 

では、「主体的思考」へ傾けるにはどうすればいいかということなんですが、上に書いてある通りに自分で考えて行動するということです。でも、これは「受動的思考」に大きく傾いている人にとっては難しいんですよね。だって勝手に脳から渡された意識によってそうなっちゃうわけですから(笑)。

 

出来ることは、今回のような意識の仕組みを知るということと、それを知ることができれば意識は脳が勝手に渡してくるものということがわかるわけなので、その意識がどこから来たのか?を観察してみるということです。

 

「自分と向き合う」って本来こういうことだと思うんですが、意識の仕組みがわからないとその勝手に渡された意識を「自分」だと思い込んでいるので、そこと向き合ってるだけで何も解決しない。

 

こういうことを教える仕組みって必要だよなぁと思っているんですが、実は昔はちゃんと教えていたんじゃないかな?と考えています。それはまた別の話なので割愛しますが。

天才を殺す凡人

どうも、おっさんです。

 

今回のタイトルの「天才を殺す凡人」というビジネス書?があって、私は知らなかったのですがこの本は結構な反響を呼んだらしく、だいぶ前なんですがとあるところで「自分の役割がわかるすごく良い本」と言われていたんですよね。他のところでも同じようなことが言われていて、「どういう内容なのかな?」という興味はあったんですが、いかんせんこういう書籍って高い(笑)。いや、本って大体こういう価格設定なんですが、その金額を払う価値があるかどうか?という点で見ると、私にとっては微妙な場合が多いんです。

 

どういうことかというと、私が書いている記事

nicolarossi.hatenablog.com

で、考察している通りに、人間の思考や行動というのは全部コレだと私は考えているんですが、大体のビジネス書やそれに準ずる書籍に書かれてあることって、単にコレを分かりやすく解説してあるだけの場合が多いからです。なので、私にとってはあんまり価値がないわけなんですね。

 

上の記事に書いてあることは、私の脳内イメージを文章にしていっているだけなので、全部書ききれているわけではないですし、前に書いた通りに表面上でしか伝わらない場合も多いと思うので、伝わっているかどうかもわからないんですが、一応私の中にこういう考えがあるっていうことです。

 

で、「天才を殺す凡人」を私は買っていないし読んでいないので(笑)、読んでみてどうだったとかの話ではないんですが、ネット上で作者が語っている記事を見つけた(これを読んで「買わなくていいや(よかった)」と思った笑)ので、それを見て解説したいと思います。

 

 

それはこの記事

r25.jp

なんですが…

 

その前に、「天才を殺す凡人」を読んだ人の感想って「凡人の自分が何をしたらいいのか?がわかった」みたいなのが多いと感じていて、それはこの記事でライターが作者に「凡人が天才を殺さないようにするにはどうしたら?」と聞いていることからもわかりますよね?

 

しかし、作者は「それは大きな勘違い」だと言っているわけです。

つまり、読んだ人の感想をみてみた限り「伝わっていない」と私は思うんですね。

 

作者は本の中で人間の才能を「天才」「秀才」「凡人」と3つに分けて解説しています。なので、読んだ人は反射的に「自分はどれなのか?」と自分自身を選別してしまいます。

 

しかし、これもまた作者は「その3つは誰の中にもある」と言っています。この本を読んでいないので(笑)、本の中でこれが書いてあるのかどうか知りませんが、もし書いてあったとしても読者に伝わっていません。私が言っているように、単に文章として起こしただけではやっぱり伝わりにくいということです。この記事のように、ある程度意見のやり取りをしてはじめて「伝わり始める」。

 

ただ、こういう「意見のやり取り」をしなくても読者側次第で伝わる場合もあります。

 

私が言っているように、読者側に作者と同じような「脳内イメージ」がある場合が一つ。この場合は、内容を全部見なくてもだいたい伝わります。

 

もう一つは読者側が読んだ内容を「読んだまま見たまま捉えるだけ」ではなくて、作者が書いていることを「自分なりに考えてみる」ことが出来る場合です。大抵の人はそうしているつもりなんですが、伝わっていないということはできていないということです。

 

この作者とライターのやり取りの記事は「出来過ぎ」なくらい(打合せ済み?笑)よく出来ています。なので、全文読んでみることをおすすめします。

 

 

作者は「3つの才能は誰の中にもある」と言っていますし、その才能は「伸ばすことができる」とも言っています。そして、その才能が伸びるか伸びないかは「経験量の差」であると言っています。

 

ただし、「天才」という才能は途中で「凡人」や「秀才」に殺されてしまうから普通は続けられない。だから、伸ばすことができずに埋もれてしまうと。

 

これを聞くと、読者の感想の「自分の役割がわかった」とか、ライターの「天才を殺さない為には何をすれば?」ということと連動して

 

「天才」を殺している「凡人」や「秀才」って最低だな!

 

みたいな感想になりがちなんですが、よく考えてみて下さい。

作者は「3つの才能は誰の中にもある」と言っていますよ?

 

反射的に何にも考えずに反応すると「天才」を「他人(凡人や秀才)」が潰してしまっていると思っていませんか?

 

いやいや、その3つの才能は自分の中にもあるんですから

 

自分の才能を自分で潰している

 

ということです。

作者自身がこれを言いたかったかどうかはわかりませんが、結論としてはこうなります。

 

これはビジネス書?として書かれていますので、ビジネスとして利益を生み出していく方法論としての視点です。その視点から「天才」を活かすにはどうすればいいかという論点になってしまっているので、「天才」を殺さないようにするには「凡人」がどう振る舞うのがいいのか?と捉えられがちなんですが、本質的には「答えは自分の中にあるよ」っていうことなんですよね。作者もそのようなことを言っているに過ぎません。

 

「天才」が殺されてしまうのは「凡人」の所為だ

 

というならば、「天才」は自分の中の「凡人」に潰されただけという話です。

 

とは言っても、自分のことを「凡人」と思い込んでいる人が、「天才」と思われている人への振る舞いを考えることができる内容にはなっているのかな?(読んでないけど笑)と感想からうかがえるので、ビジネスとして利益を生み出していく行動を促すという面では成功しているとは言えますよね。

 

「自分は会社で浮いている」と感じている人も、他の人の考え方がわかって良かったみたいな感想もあるのですが、私はどっちかというと「凡人」とされている人よりも、「天才」とされている人が自分の立ち位置や他人からの視線や振る舞いをどう捉えるかを考える方が重要なのではないかな?とも思います。

 

まぁ、なんにしてもそれぞれ自分の中の問題なんですが(笑)。

 

 

作者はわかりやすく説明する為に「天才」「秀才」「凡人」と3つに分けて書いたわけなんですが、言っている通りにその3つには境界線はなく誰にでもある才能なので、私は分けて考えると逆に分かりにくくなるんじゃないかな?と思っています。

 

上でも書いた通りに、そういうカテゴライズをすると「自分はどれなんだ?」と反射的に選別してしまいますし、その選別によって自分の可能性を狭めてしまうからです。でも、こういう選別ってみんな好きなんですよね(笑)。これ自体も「共感」なんだと思うんですが。

 

「共感」って相手の考えと同じだと感じることなんですが、同時に自分の考えと相手の考えが同じだと感じることで「安心」する。感情を共有することなので、「仲間」だと感じて安心するわけです。そうすると自動的に「存在を認めてもらえている」という承認欲求も満たされるわけなんですね。元を辿れば社会的欲求や承認欲求という「欲」を満たす行為だと言えます。

 

ただし、「共感」は実際に感情を共有できていなくても「これは共感だ」と感じてしまうということも認識しておく必要があります。というより、ほとんどの場合その可能性が高いです。

 

共感が極端に欠如している人のことを「サイコパス」と言ったりしていますが、この「サイコパス」はビジネスや社会的に成功した人に多いとされています。会社のCEOだったり。現アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ氏も客観的に見てサイコパスと言われる思考・行動をしています。

 

何かを成し遂げるには「共感」というものは邪魔になると考えた方がいいかもしれません。

「天才」は「凡人」の共感力に殺されるわけですから。

 

勘違いのないように言っておきますが、社会性を持って生きるということは人間には大切なことなので、基本的には「共感」がないと社会が崩壊してしまいます(でも、実はそうはならないのですが…)。なので、「共感」が全く必要ないという話ではなくて、天才が「天才」として才能を発揮するには「共感」が邪魔になる場合が多いということです。

 

 

イチロー選手は子供の頃に「あいつプロ野球選手になるんだって」と笑われたそうです。これだけを聞くとその笑った人は今どう思っているんだろうね?とか、そんなこと言うなんて酷いとか思うのかもしれませんが、イチロー選手の通っていたバッティングセンターの人は、イチロー選手は「特に秀でた子ではなかった」ということを言っています。

 

なので、直接「お前なんかがなれるわけない」という風に言って笑うのはどうかと思いますが、少なくとも心の中で「無理じゃね?」って思う人はいるんじゃないかな?と。それは、自分自身に当てはめても同じことで、自分が「他人と比較して」何かに秀でていないと思ったらその時点で「無理」だと思う人は多いということです。

 

でも、イチロー選手は「無理」だと思わずにやり遂げたんですよね。

イチロー選手の中の「凡人」的思考に殺されなかったわけです。

 

 

という風に、色々と考えを巡らせていくと楽しいですよ(笑)。

 

「天才を殺す凡人」に対しての批判的な感想で「作者は自分のことを天才だと言いたいだけ」みたいなのがありました。私は実際は読んでないので知りませんが(笑)、もしそういう風に書かれていたとしてもこの本の内容を考慮すると「みんな天才(の可能性がある)」と言っているだけでしょう(笑)。

 

だって、「天才」も「秀才」も「凡人」もみんなの中に共存しているんだから。

みんな自分が「凡人」だと思い込んでいるだけなんですよ。

Fenixオーバーホール

どうも、おっさんです。

 

フェニックスが総走行距離10,000kmになったので、先月末辺りからばらし始めて先日オーバーホール完了しました。

 

(オーバーホール後)

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フェニックスは2018年の4月に組み上げたので、約2年で10,000kmですね。

RNC3は2018年4月に10,000km走破でしたが、同年8月までほったらかし(笑)。

 

今現在、RNC3が15,000kmを超えたところなので、ここ2年はフェニックスに多く乗っているということになります。まぁ、最近までRNC3はパワーメーターが付いていなかったので、データ管理する場合にはフェニックスの方がやりやすかったということもあります。

 

写真の通り、基本的に組み上げたばかりの時とほとんど変わってません。

(2018年4月の組み上げ時)

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ペダルがPD-A520(SPD)からPD-R9100(SPD-SL)に変わったのと、サイコンマウントがガーミン純正になったぐらいですね。ていっても、両方ともだいぶ前に変更している箇所です。(比べたらツールケースかなり色褪せてるな笑)

 

それと、タイヤはIRCチューブレスの最新モデルに。

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前モデルにはあった23Cが無くなったので、25Cにしています。

(代わりに23Cはチューブレス”レディ”モデルに)

 

パッケージが箱入りに変わったのと、匂いが変わりました(笑)。

前のモデルとゴムの匂いが違う。(だからなんだ?笑)

 

はめ易くなったっと方々のメディア記事で見ていたので、今回はタイヤレバーを使わずに石鹸水を併用して組んでみましたが、本当にはめ易かったです。しかも「はめ易い」とかいうレベルじゃなくて、素手で何の問題もなくはめられました。チューブレスははめ難いという固定観念があるのかもしれないですが、この新型は本当に素手で何の問題もありません。

 

はめ易いのは良いのですが、トレードオフでデメリットが発生します。

空気の保持力が下がりました。

 

と言っても、極端に下がったわけではなくて前モデルと比較したら、空気の抜けがちょっと多いかな?というレベルです。私の場合(ホイールはシマノRS700)で、3時間程度走ったら20kPa弱程度抜けているのでロングライドする場合は気を付けないといけないかもしれないですね。シーラントを入れればほぼ抜けないレベルになると思うので、ロングで使う場合はシーラントを入れれば安心できるかもしれません。

 

性能面ですが、乗り心地がかなり良くなりました。

前モデルも路面追従性が感動的なレベルでしたがさらに上を行っています。

路面状態が悪くてもさらに跳ねにくいです。

 

まだ、ダウンヒルは走っていないので本当のグリップ性能は試せていませんが、平地で倒しこんでみた感じでは「グリップ感」がわかりやすくなったかな?という感じがあります。新モデルは縦溝が追加されているのですが、その辺りの感覚的なグリップ感を重視しているみたいなので、やっぱりそれが効いているんでしょうね。

 

コンポーネントもそのままアルテグラR8050系のDi2ですが、取り外してクリーニング、リアディレイラーはプーリーの交換もしています。機械式の場合はワイヤーを外してしまうと変速調整は初めからやり直しなんですが、電動式の場合はDi2ケーブルを外しても変速調整位置は保持されたままなので、クリーニング後元通りに取り付けさえすれば変速調整いらないので超絶らくちんです。

 

まぁ、もし変速調整が必要だとしても、それさえも機械式と比較して「超絶らくちん」なのですが(笑)。

 

オーバーホール作業が発生している時は走る時間が減ってしまうのが難点なんですが、今回は回復週に合わせて作業したのであんまり影響は発生していない感じです。まぁ、それでも少し影響しているんですけどね。身体が二つあったらいいんですけど(笑)。

答えは自分の中にある

どうも、おっさんです。

 

私は、このブログを見てもらうとわかる通りに(笑)ロードバイクに関してのことを考えている時間が多いんですけど、ブログに書く場合に「どうすれば伝わりやすいか?」と常に考えてはいるんですが、結局はほとんど意図が伝わっていないんじゃないかな?と思っています。

 

それは、私の文章がわかりにくいということもありますし(笑)、言葉や文字は自分の脳内イメージを他人に伝える為には不完全なツールだと私は考えているので、どうしても伝わり切らないのは仕方がないとも思うんです。

 

自分の脳内イメージを完璧に他人に伝えるには、その脳内イメージを直接相手に渡すことができなければ無理だからですね。

 

例えば、よく宇宙人に遭遇した人の話で(宇宙人がいるのかどうかは知りませんが笑)、「直接脳内に話しかけてきた」とかいうのがありますが、あれって「話しかけてきた」わけではなくて「脳内イメージを直接渡された」状態だと思うんですよ。そうすると相手に自分の意図を完璧に伝えられるわけです。

 

つまり、普段私たちが使っている言葉とか文字とかでの伝達方法だと

 

自分の脳内イメージ > 言葉・文字 > 相手の脳内イメージ

 

という伝達になるので、言葉や文字の受け取り方で相手の脳内イメージは自分の脳内イメージとは異なってしまうわけなんですね。しかも、言葉や文字に変換し辛いイメージもあるのでなおさら正確に伝えることは不可能だと思えます。

 

なので、私はあんまり具体的な事は書いていません。見る人によっては「精神論」的なことしか書いていないように見えるかもしれないですね(笑)。

 

私のブログを見に来ている方というのは大きい枠で見ると「ロードバイクについて知りたい」という人でしょうし、その中でも「速く走るにはどうすればいいか?」という部分に関心があるのではないかな?と思います。でも、あんまり具体的なことは書いていないので、上記の通りに「精神論かよ」と思ってしまう人もいると思います。

 

具体的な事ってどういうことかというと、例えばペダリングであれば、どこそこの筋肉を使って何時の位置で踏んで引き足はどうこうとかの話です(笑)。一応、私も書いていることは書いているんですけどね。

 

他には、フォームだったら骨盤をどうとか肩甲骨がどうとか等で、それをやるにはポジションの話が出てきて膝の位置がどうとか足首の角度がどうとかでサドルの高さがどうとか…めんどくさくなってきた(笑)。

 

あと、トレーニングに関してもメニュー的なこととか。

 

私がそういうのをあんまり書かないのは、そういうことって結局「速く走れるようになるまで、本質的にはわからない」と考えているからです。

 

今までも何度か書いているんですが、結局は「人から聞いた話」でしかないわけなんです。今回の表題の通りに「答えは自分の中にある」ということです。

 

 

そういうことを踏まえて、こちらの動画を観てみてください。

www.youtube.com

これは、私が上で書いたようなことを「理屈」で説明している動画です。

 

この動画を観て私は言っている内容を本質的に理解できますが、理解できないという方もいると思いますし、理屈では理解できたという方もいると思います。あるいは眠くなったという方もいると思います(笑)。

 

私が本質的に理解できる理由ですが、それはこの方が言っている内容の「脳内イメージ」とほぼ同じ脳内イメージが私の脳内にあるからなんですね。

 

この動画では理屈で説明しているので理屈では理解できるという方もいるんですが、それは本質的には理解できていないということになります。本質的に理解できていない場合は「人から聞いた話でしかない」ということになります。

 

例えば、私はロードバイクにおいて「体幹が大切」と理屈で理解していましたが、その時点では「体幹を使うってこういうことかな?」と曖昧に感じていました。しかし、実際に「体幹」とはどういうことなのかを理解できたときに「そういうことか!」と本質的に理解できたということです。(これも、実際に体感しないと本質的にわからないので、今回の話と同じことなんです笑)

 

つまり、物事の本質は実際に「体感」しないとわからないということです。

 

上の動画の方が本質的に理解できているかもわかりません。

それは理屈でしか説明していないからです。

 

本質的に理解しているけれど、あえて分かりやすいように理屈で説明しているかもしれません。(ややこしいですね笑)

 

 

もう一つ動画を紹介します。

www.youtube.com

この方も「理屈」で説明しているんですが、もっと踏み込んだ説明になっています。

そして、「本質」にも触れています。

 

この方の言っていることも私は「本質的」に理解できます。

私の脳内イメージとほぼ同じだからですね。

 

人の思考システムはこの動画で説明されていることが「本質」なので、実はここを理解できるかできないかが物事を進めていくうえでかなり重要です。

 

 

今回の記事を見て「何言ってんだコイツ」と思うかもしれませんが(笑)、固定観念に縛られず良く考えてみて下さい。そうすると、実は今まで何も考えていなかったということに気付くかもしれませんよ?

4月終わり

どうも、おっさんです。

 

いつもの、今月のまとめ。

 

走行距離は

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1,250kmでした。

 

今月はローラー台が1回だったので、例によって負荷の関係上30km程度余分に出ているとして実走換算1,220kmとなります。過去最長距離かな?だと思います(笑)。(ていうか、ガーミンコネクトの表示が月末になるとおかしくなるの直してほしい笑。どうなってんの?管理者はこの意味不明な表示に気付かないのだろうか?)

 

今月はロングライドしてません。

ていうか、できません(笑)。

 

そんな中で過去最長の距離になったのは、1ライドの距離が増えてるから。

 

今までは、1ライドで40~50kmが基本でしたが、最近は50~60km程度になっています。さらに、基準を60kmに置いているので、その分の距離の伸びが全体的に効いているんですね。

 

1月 ライド数21回 距離1,189km タイム36時間26分52秒 カロリー19,876kcl

2月 ライド数22回 距離1,289km タイム37時間22分08秒 カロリー20,378kcl

3月 ライド数22回 距離1,401km タイム42時間29分20秒 カロリー22,406kcl

4月 ライド数22回 距離1,250km タイム44時間44分15秒 カロリー24,420kcl

 

距離だけで見ると先月が一番多いですが、ローラー台の回数分を実走換算すると今年は大体月間1,000kmで推移していたので、今月はロングライドなしでもちゃんと走れています。タイムもカロリーも増えてますしね。

 

STRAVAのフィットネスのトレーニングインパルス(TSS)も、今月は「3,042(TSS)」で月間3,000TSSにのりました。ロングライドなしでどこまでいけるのか?と思っていましたが、意外といけるもんなんですね(笑)。

 

例年、3月下旬から6月にかけて、風等の気象条件が良くなってかなり走りやすくなるのですが、今年は何故かあんまり走りやすいとは言えないですね。風が強めなのもあるんですが、空気が「重い」。

 

風が強めと言ってますが、基本は測定値3~4m/s程度なので例年と比べてそんなに強い感じはありません。でも、何故か空気自体が「重い」と感じられるんですよね。特に向かい風の場合は顕著で、自転車が進む感じがかなり弱くなっています。(しかも、その場合追い風でもそんなにアシストにならない)

 

私の体重が減っている所為もあるんですが、風速が同程度でも進む日と進まない日があるので、細かな気象条件の違いによって変わって来るのだと思います。そして、今年は進まない日の方が多いですね。

 

なので、基本的には平坦ではなく山へ行くことが多くなりました。平坦だと進まない日は本当に進まないですし、そうなるといくら元気でもパワーが吸い取られる感じになって、耐えて2時間走っても100TSSとかざらですからコスパ最悪です。

 

山と言ってもそんな大したところではなくて、全体の勾配が1~2%程度(2~5%程度のアップダウンコース)のところでも130~150TSS出るので、平坦で風に耐えて疲労するだけのライドと比較してコスパ良好です。それに、なによりこっちの方が断然「楽しい」ですしね(笑)。

 

これは、ちょっと時間的に頻繁には行かないところなんですが

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時間さえ取れれば、かなり負荷がかけられるコースです。

 

でも、普段は

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こっちのコースで走っています。

 

TSSのコスパって言うと、「コスパで決めるのかよ」と思うかもしれないですが、私が感じるのは時間当たりのTSSが多いほど「楽しい」と感じる度合が大きいんですよね。もちろん、その日の疲労度合によっても変わってくるんですが、同じ疲労度合で獲得TSSの多少を比べた場合もやっぱりTSSが多いほど「楽しい」。

 

TSSって多いと「疲労が大きい」という認識なんですが、私は同じ時間走ってTSSの多少を比較したら少ない方が「疲労が大きい」んですよね。

 

おそらく、今年中はロングライドするのは難しそうなので、こんな感じで毎月やっていけたらいいな~と思っていますが、どうなることやらですね。

40代おっさんとロードバイク

どうも、おっさんです。

 

ここのところ、普段よりこのブログへのアクセスが多いです。

皆さん、お暇ということでしょうか?(笑)

 

お暇ならば…ということで、ちょっとダラダラと書いてみたいと思います。

取り留めのない話なので、役に立つかは知りませんが(笑)。

 

 

私は今年で45歳になるおっさんです。

 

ロードバイクに乗り始めたのは2016年の10月なので、41歳の年から3年と6ヵ月乗っていることになりますね。本日2020年4月19日時点での総走行距離は24,960kmで、総走行時間は919時間26分44秒とガーミンコネクトでの試算になっています。

 

年間で見てみると

 

2016年  1,989km  96時間07分05秒 (10~12月)

2017年  6,647km 277時間42分53秒

2018年  4,743km 171時間26分25秒

2019年  6,965km 231時間51分31秒

2020年  4,614km 142時間18分49秒 (1~4月19日現在)

 

という具合です。

 

昨年の梅雨にローラー台を導入して以降、天候に関係なく乗ることができるようになり、特に9月からはコンスタントに乗れていて

 

9月 694km 20時間20分42秒

10月 832km 24時間28分44秒

11月 868km 30時間03分16秒

12月 1,071km 39時間04分16秒

 

と、それまでは月間500km以下程度が多かったのですが、一気に距離が伸びました。私は、ローラー台の負荷設定を軽めにしてギアを重めで回すのが好きなので、ローラー台の距離は実走より多く出るんですが、時間で見てみるとそれまでは20時間未満だったのが20時間以上になっているので、乗っている時間は大幅に増えているということになります。今年に入ってからも30時間以上は当たり前で、先月は42時間走っています。

 

そういう状態で、直近の20分走(実走)でのパワーは

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「223w」で×0.95すると、FTPは「211w」となります。

この日の体重は52.5kgだったので、PWRは「4.01w/kg」です。

 

前に話した通りに、この辺りのパワーがあれば勾配10%程度までのヒルクライムなら何の問題もなく走れますし、100km1,000mアップ程度のライドであればかなりの余裕を持って完走でき、さらに100km2,000mアップ程度までは何の問題もありません。

 

つまり、PWRを4倍にすれば一般的なロングライドとしては問題なく走れるということです。

 

私は40代のおっさんとして話していますが、年代は関係なく4倍程度までは大体の人が到達できると思います。私自身、子供の頃からマラソンや持久走は「不得意」でした。それでもここまで来れているので、生まれ持っての得手不得手というのは能力向上に関して関係ないのでは?と感じています。

 

必要なのは、ロードバイクにどれだけ乗れて、どれだけ負荷をかけられるか?ということだけで、特殊なトレーニングとか特殊な方法論はいりません。

 

一般的に他人の能力を見る場合、自分と比較して能力が高い人がいると「生まれ持っての才能」とか「何か特殊なことをしている」とかの判断をしがちなんですが、単に自分より「鍛錬」を多く積んでいるだけなんですよね。あ、トップレベルの場合は違いますよ?ここで話しているのは、私のような一般の趣味レベルの人のことなので悪しからず。(トップレベルの人は素人と比べ物にならない練習量ですけども笑)

 

具体的には月間で1,000km40時間程度以上は走ることになりますが、これも前に話した通りに初心者からいきなりその距離・時間を走ることはできないので、自分が負担に感じない範囲で徐々に伸ばしてくことが必要になります。

 

あと、月間1,000kmとかになってくると、実走だけでは間に合わないのでローラー台での走行も必要になります(雨でも実走するなら別ですが)。なので、ローラー台が嫌いな人だとちょっと難しいかもしれないですね。

 

ネット等でよく見るのが、これに加えて「筋トレ」とか「プロテイン」とかその他サプリメントとか食事とか、色々と補助的なことをしている人もいますが、私はそういうことを一切していません。しなくても結果として何の問題もなくロングライドできていますし、PWRも4倍になっているので、そういうことに気を取られるよりも、単にロードバイクに乗る時間を増やした方が効果があるということだと考えています。

 

一般素人はこういう情報にどうしても食いつきたがりますが、こういうのはあくまでも補助的な部分なので、そこに注力してしまうと本質からは遠ざかってしまいますよね。

 

他にも、「ポジション」とか「フォーム」とか「ペダリング」に関してで、これらは必要なことは必要なんですが、これも前に話した通りにロードバイクに乗る時間を増やし、適切な負荷をかけることができて「心肺能力」が上がれば一気に解消します。

 

どういうことか私の経験で説明します。

 

私がヒルクライムの練習でよく上っているのは、いつものトレーニングコース途中にある3.3km200mアップの小山なんですが、平均勾配6%で10%超が所々にあるヒルクライムです。

 

2018年の10月頃まではPWRが「3.2w/kg」程度で、10%超の箇所ではどうしても脚への負担が大きくなり、「フォーム」や「ペダリング」をどうすれば思う通りに走れるようになるか?と考えながら走っていましたが、結局自分の思った通りに走ることができなくてそれ以降ヒルクライムは辞めました。楽しくないので(笑)。平坦だったら自分の思った通りに楽しく走れるんですけどね。

 

で、それから1年間ヒルクライムはしていなかったのですが、パワーが上がった昨年の10月に久しぶりに上ってみたら面白いようにスイスイ上れるじゃないですか(笑)。タイムも1分以上縮まって自分の思った通りに走れるようになっていました。

 

「フォーム」とか「ペダリング」とか1年前はあんなに考えて工夫して「こうかな?」とやっていたのが、何にも工夫せずに自分の思うようにスイスイ上れちゃいます。1年間まったくヒルクライムしてないんですよ?

 

何がどうなったのか?

 

単に、勾配に対する私のパワーが足りていなかっただけなんです(笑)。

根本的にパワーが足りないのを「技術」で何とかしようと思っても無理なんですね。

 

2018年10月の時のデータ

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この時点での最速タイムは2018年4月に出した13分34秒ですが、パワーメーター導入後はこの2018年10月のデータしかないので、こっちで見ていきます。見ての通り平均パワーは185wです。平均ケイデンスが69と低いのですが、確かペダリングを試行錯誤している過程で、この日は「重いギアで踏んでみよう」と考えて上った結果ですね。でも、最速タイムは出ずに「失敗」しています(笑)。

 

直近のデータ

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これはもう別人ですね(笑)。平均パワーは234wで平均ケイデンスも87なので、データで見てみても自分の思うように走れているのがわかります。平均パワーは大幅に上がっているのにMAXパワーは低くなっているので、変な力みもなく本当にスイスイと上れている感覚通りのデータです。

最大心拍はほぼ同じですが、平均心拍は下がっているので比較して心肺の余裕があるということです。余裕があるので身体を自分の思う通りに自由に動かすことができているんですね。勾配に対しての心肺能力が低くパワーがなかった時は、余裕がなくなってきて思うように身体を動かせていなかったということです。今は心肺能力が上がり、安定することによって余裕ができている。

 

つまり、「フォーム」や「ペダリング」や「ポジション」は、その状況に応じたパワーとセットでないと効力が発揮できないということなんです。

 

これは、実際にこの違いを体験しないと意味がわからないかもしれません。

 

「フォーム」や「ペダリング」や「ポジション」を整えて「筋トレ」すればいいと言っている人がいますが、それじゃダメなんですね。「心肺能力」(パワー)がないと無理なんですよ。

 

その必要なパワーは、平坦よりもヒルクライム、そのヒルクライムでも勾配がキツくなっていくほど必要になるわけですから、自分が走りたい場所に応じたパワーはどうしても必要ということなんですよね。なので、自分が走りたい場所・コースに対してのパワーが足りなければ、さらにパワーを上げていくかそこを走るのを諦めるか判断しないといけなくなります。

 

例えば、パワーのある人がパワーのない人と一緒にヒルクライムをしているとします。ここで、パワーのある人がパワーのない人に「もっと力を抜いてクルクル回して」とアドバイスしたところで、そのパワーのない人がその勾配に対してのパワーが不足していたら、「力を抜いてクルクル回す」なんてことは物理的に無理なんですよね。

 

私も導入しているギアを軽くするという方法があるんですが、これもロードバイクのコンポだとフロント34T×リア34Tという限度が今のところはあるので、このギア比の許容範囲を超える勾配だとパワーが低い人にはパワーが足りない場面は多々出てきます。(だからシマノ純正で言えば、グラベル用のGRXコンポは素人向けに最適なんですよ)

 

ということを考えても、「ペダリング」「フォーム」「ポジション」がちゃんとしていないから速く走れないとか、ヒルクライムが楽にならないとは言い切れないんです。物理的にパワーが不足している場合はそれ以前の問題になってしまうし、パワーがあればあるほど勾配に対しての余裕が出てくるので、自分の思うように身体を動かすことができるようになり、結果、変な力みも取れていって楽に速くなるわけですね。

 

これは前にも書いたんですが、「踏み込みペダリング」になる人はどうしてそうなるのかというと、自分の実力以上のことをしようとしているからなんです。平坦だったら30km/hで走る場合に140w程度のパワーが必要なんですが、トレーニングしていない人はそのパワーを継続して出すことができません。なので、その状態で30km/hで走ろうとすると無理をして力んでしまいます。

 

ヒルクライムの場合も同じで、その勾配に対するパワーが足りない場合は実力以上のことをしようとしてしまうことになります。なので、そういう状態では力んでしまうことは物理的に避けられないんですよね。結果、いっぱいいっぱいになってしまう可能性が高くなり、自分の思う通りには走れません。

 

このように、心肺能力(パワー)を上げるということは、ロードバイクでロングライド等をするという趣味には不可欠なことなんだとわかると思います。(もちろんレースの場合は絶対必要です笑)

 

生まれ持っての持久的な才能のない私が40代でロードバイクという趣味をこれだけ楽しめているのですから、向いているとか向いていないとか年齢とかは関係なく、自分がやった分の楽しさは自然と出てくるわけなんですね。

 

なんにもしていないのに「向いていない」とか「速く走れない」と言ったところで、それは「当たり前」なわけですから、まずは「速く走ろう」とすることが大切なのと、ロードバイク有酸素運動なので心肺能力を上げることが重要ということを知っておかないといけないんですよね。

 

そこから更に能力を上げていくには距離や時間も増やしていく必要があるわけです。

 

もし、私と同じくらいに走っていて「全く速くならないし楽にもならない」という人がいたら、その人は本当に「向いていない」のかもしれません(笑)。

 

でも、そんな人はいないと私は考えています。

3月終わり

どうも、おっさんです。

 

今月の走行距離は

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1,401kmでした。

 

例によってローラー台が11回だったので、負荷の関係から一回あたり30km程度余分に乗っているとすると、実走換算で1,000kmちょっとというところですかね。

 

3ヵ月(1クール)の実績

 

1月 ライド数21回 距離1,189km タイム36時間26分52秒 カロリー19,876kcal

2月 ライド数22回 距離1,289km タイム37時間22分08秒 カロリー20,378kcal

3月 ライド数22回 距離1,401km タイム42時間29分20秒 カロリー22,406kcal

 

ローラー台の負荷によって実走換算の距離としてはそんなに伸びている感じはないですが、データをトータルで見てみるとある程度は伸びているんだなと感じます。

 

STRAVAのフィットネスのトレーニングインパルス(TSS)で見てみると

 

1月 2,528

2月 2,565

3月 2,867

 

と、3月は300程度増えていますが、これはロングライドを2回しているのでその分が大きいですね。

 

ロングライドは負荷抑えめで走っているので、このTSS分が直接パワーアップに繋がるとは言えないですが、全体的な負荷が上がっているのは事実なので一定の成長要素にはなっていると思います。今月と同じ感じであと一回ロングライドを入れられれば、月間のトレーニングインパルス(TSS)3,000が見えてきます。(もしくは、単にライド数を一回程度増やすだけ)

 

と言っても、私は現状である程度満足できているので、ここからさらに能力を伸ばすかというと「別に」という感じになってしまいます(笑)。ただ、現状を維持するとすれば少なくとも今月のような実績で推移しないと無理なわけで、そう考えると月間実績はローラー台込みで距離1,300~1,500km程度、時間にして少なくとも40時間以上、STRAVAトレーニングインパルスは2,800(TSS)以上というのが目安になりそうですね。

 

とりあえず、私は今のこの状態で100kmで1,900mアップ程度はある程度問題なく走破できているので、ロングライドでの疲労度を軽減するにはどの程度のトレーニングが必要かの参考になればと思います。