おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

30km/hは簡単とか言っちゃう人たち

どうも、おっさんです。

 

よく、ロードバイク界隈では「100kmは散歩」とか「30km/hなんて簡単に出る」とか言っている人たちがいます。初心者はそれを真に受けてやってみますが、100km走るのも30km/h出すのも簡単ではありません。それなりに練習しないと出来るようにはなりません。

 

聞いていた話と違うので「自分には向いていないんだ」となって辞めてしまいます。

 

っていう話を私はこのブログで散々書いているわけですが(笑)、どういうつもりでこの人たちはこんなことを書いているんだと常々思っていました。

 

いました(笑)

solitary-boy.com

私、この方のブログちょっと前から見ていたんですが、端々になんかおかしいと思う部分があって「本気でこう考えているんだろうか?」みたいに感じていたんです。

 

で、今回の記事です。

ぶっ飛びました(笑)。

 

正直言わせてもらうと、この記事も冗談で書いていると私は思っています。

「冗談」っていうのは本心ではないという意味です。

この方が自分で気付いているかどうかは別ですが。

(つまり、無意識)

 

学生さんということで若くて体力があると思われる(実際にかなり走れているし)のと、体格がロードバイク向きでおそらく始めてすぐぐらいからそれなりに走れる人でしょう。つまり、初期値が高い人ですね。

 

ちなみにこの方、超長距離も走れるし短距離も40kmを1時間で走れる走力です。

かなり速いです。

 

でも、記事の通りにこの方が言うにはSNS等で自分より凄い人をみているので、「自分は速くない(走れない)」と思っているんだそうです。んー…(SNS見てるなら嫌でもその他の情報入って来るだろうに…それにそのSNSであんたおかしいと言われてるし…)

 

これ本気で書いてるなら天然通り越してるし、既に周りから指摘されているので事実を事実と受け入れられない何かがあるとしか考えられません。まぁ、どっちにしても「自分が出来たらそれは誰でもすぐにできる簡単な事である」と固定認識されてしまう人種がいるってことですよね。

 

こういう人たちは上記の通りに100kmや30km/hが簡単ということを筆頭に、ロードバイクを走らせるという部分のことは「コツさえ掴めばなんとかなる」と考えている節もあります。

 

自分自身が初めからある程度走れてしまっているので、「コツ=効率」さえわかれば特に問題なく進んで行けた成功体験があるからです。しかし、普通の人は初めからそれなりには走れません。ある程度は練習しないと初期値の高い人のようには走れないし、余裕がないのでコツを掴んでいくのも大変です。

 

初期値の高い人は自分が初めからそれなりに走れる「理由」を知らないので、その部分はぶっ飛ばしてコツを説明することしかできないんですね。

 

だから、「ロードバイクを走らせるコツ」みたいなのが巷に溢れているのでしょう。

 

私が感じるのは、ロードバイクを続けられている人というのは、こういう初期値の高かった人というのが多くを占めていて、初期値が普通以下だった人は続けられる可能性が低いので圧倒的に少ないのだと思います。

 

その残っている初期値の高かった人たちというのは、自分が走れている本当の理由を知らず、コツを掴んで走れるようになったと勘違いしているので、どこを探しても本当に重要な心肺については触れられずにコツの話しか出てこないのだと推測します。

 

初期値が普通以下の人がそれを見て「コツさえ掴めばなんとかなる」と信じてしまうと、いつまでたっても走れるようにはならないんですね。そして辞めていくわけです。

 

悪循環しか生まれていないじゃないですか(笑)。

 

ちなみに、立ち漕ぎ(ダンシング)のコツとかいうのも、初期値が普通以下の人にはあんまり役に立ちません。立ち漕ぎは体重を上手く乗せて進ませるものなので、そもそも体重が軽い人にはあまり向いていない走り方です。女性はダンシングが苦手な人多いですが、それは体重の要素が大きいからです。

 

「休むダンシングできたら激坂でも軽いギアなんかいらないよ~」みたいに言っている人がいますが、そういう人って体重がある人(=身長がある人)ばっかりです。こういう人も自分が何故立ち漕ぎが苦も無く出来ているのかを理解していないので、自分が出来るんだから他の人も同じように出来るでしょうと思い込んでいるだけなんですね。

 

 

この方の記事に書いてあることって私から見れば「当たり前」のことなんですが、その当たり前は私にとってのことなので違う人もいるというのはその通りです。

 

じゃぁ、私がどうやってその「当たり前」を手に入れたのかということを考えたら、色んな要因が思い浮かびます。て言っても、普通に学校へ通って下級生の世話とかしたり、運動のことだったらそれこそ持久走とかで速い人遅い人がいる(私は遅い人です笑)のを知るわけですから、いくら若いといっても通って来る道で習得できると思うんだけど…思うんだけど違う人もいるってことなのか(笑)。

 

いや、ほんとに驚きです(笑)。

 

solitary-boy.com

この記事とか、どういう意図で書いているのかさっぱりわかりません。

 

本人も書いていますが、100km3時間切りって大前提としてかなりの走力が必要で、言ってしまえばその走力でほぼ結果が決まってしまうからです。この方が書いているその他の要素(コツ)なんてオマケみたいなもんで、しかも、それだけの走力があるなら100㎞走る経験も自然と積まれているわけですから、そのオマケ要素のことなんて身に付いているわけですよ。

 

見た多くの人は

 

ス ゴ イ デ ス ネ

 

としか言いようがないじゃないですか(笑)。

 

多くの人にとって重要なのは、その役に立たない(失礼)オマケ要素のことよりも、その

 

走力を手に入れる方法

 

の方じゃないかと私は思うんですが(笑)。

まぁ、私も訳の分からないことを書いているので人のこと言えませんが(笑)。

 

こういう人に初心者が騙されるわけですから、天然だとしてもどうにかならないかと思ってしまいます。