どうも、おっさんです。
昨日も走ってきましたよ。
フェニックスのタイヤがもうそろそろ限界で、交換と合わせて駆動系のメンテナンスもするので、しばらくはRNC3だけで走ります。で、昨日はRNC3でアベレージ30km/h。先月、タイム更新した日よりも風が強かったので(今回は平均5m/s前後で前回は平均4m/s以下程度)、もし同じ程度の風速だったら前回に近いタイムが出ていたのかなと思います。
ていうか、フェニックスで今ちょうど3,000km走っているのですが、つまりその3,000kmで寿命なわけです。RNC3で使っていた時は4,700km使ってまだスリップサイン健在だったのに、今回はもうツルツル。要因の一つは空気圧を低くしているからかな?と。前後とも40kPa下げて使っているので、接地面が増えて減りやすくなったということかも。後は、やっぱり速く走れるようになってきたからというのもあるんでしょうか。
ただ、RNC3のタイヤも今2,900kmですが、こっちは3,000kmよりもう少し使えそうです。フレームとかホイールとかとの複合的な要因(剛性の違いがタイヤの寿命に影響する?)もありそうですね。
私は、2016年10月にロードバイクに乗り始めて、今月で2年半経ちました。
総走行距離は現時点で14,477kmです。
初めの頃は週に5~6回乗っていた時もありましたが、今は大体週に2~3回。
1回の距離は40~50kmで、決まったコースをなるべく速く走るだけ。
ロングライドは今のところしていません。(昨年11月に1回だけ100km走しましたが)
身長は164cmで体重が56~57kgぐらいです。
体脂肪率も18%(最低時14%前後)ぐらいあるので、筋肉量もたいして無いです。
瞬発系の運動は得意ですが、体格は良くないので身体能力は比較して低いです。
子供の頃から持久系の運動が苦手でした。
それでも、この2年半で40kmの平坦路であればAve.30km/h程度で走れるようになりました。
特別なトレーニングはしていません。
ローラー台も持ってないですし、筋トレもしてません。
食事にも気を使ってないですし、普通に晩酌もします。
サプリメント的なモノもさっぱり知りません(笑)。
走ってる時の水分補給も、ただの水道水です(笑)。
ただ単に「速く走ろう」としただけです。
ロードバイクは「速く走る為の自転車」なので、その通りにしただけです。
速く走らないと「ダメ」ということではありません。
「速く走ろう」と思って走ったら、速く走れるようになるよってことです。
私がこのブログで初めの頃に書いた
この記事で、「脱初心者の平均速度30km/hはレースでの話」ということを書いていますが、これは今でもそういうことだと確信しています。なので、別にレースに出る必要のない人はこれを目指す必要はありません。
こちらの記事に書かれているのですが
トレーニング無しの人は基本的に時速25km/h程度であれば維持可能ということになります。
これも、前に記事にしましたが
トレーニング無しの一般男性のパワーは100w程度なので、速度換算すると25~28km/h程度であれば維持して走れるようになるということと同じですね。
つまり、大体25~28km/hを維持して走れるようになれば「脱初心者」と言えると思います。
ただ、乗り初めの人はこういう数値をあんまり気にしない方がいいです。
それよりも、自分が楽しく乗れる範囲で「楽しんで」乗った方がいいですよ。
そのうえで、速く走りたいのであれば、出来る範囲で「頑張る」ということですね。
距離も同じことで、初めから100kmとか走る必要もありません。
というより、ネット上の「〇〇が出来たら脱初心者」は全部無視していいと思います。
趣味で乗ってる人には基本的に関係ないですからね。
自分の好きなように楽しんで乗ればそれでいいんですよね。
私もそのうちにロングライドできるようになればいいなと思っていて、その為には今メインで使っているチューブレスタイヤだとパンク時に困るので、クリンチャータイヤと軽めのホイールが欲しいなと考えていました。でも、ロードバイクを速く走れるようにポジションを調整していき、そのポジションで発揮できるパフォーマンスを実際に出して行くうちにある考えが強くなってきたんです。
「このポジションだとロングライドには向かない」
ということ。
今、私がタイムを出すのに良いポジションというのは「速く走る為」のポジションなので、ロングライド(当たり前にペースは落ちる)を考えるとこのままのポジションでは疲労が余計に溜まってしまうと思います。ハンドルの遠さや低さの部分で。
それを考えると、ロングライドにはロングライド用のポジションセッティングしたロードバイクが必要になるわけです。エンデュランス系のロードバイクが良いように思うのですが、ここでもある考えが浮かびます。
「速く走る必要がないならロードバイクじゃなくていい」
私がロングライドで求めるのは景色やグルメを楽しんだりの部分なので、「速く走る」必要性がありません。普段のトレーニングで速く走っているので、ロングライドには速さを求めないんですね。ある意味、「速さ」に対しての柔軟性が生まれているわけです。(もちろん、ロングのトレーニングであればロードバイクを使いますが)
とすると、今流行りの「グラベルロード」という選択肢もあります。
が、速く走る必要がないならドロップハンドルさえ「いらないな」と思えてきます。
ロードバイクのアイコンになっている「ドロップハンドル」なんですが、これ「長距離走る時に持ち替えができて疲れにくい」と言われています。でも、ドロップハンドルは「速く走る為にある」と私は思っています。だって、いくら持ち替えによって疲労軽減があると言っても、前傾姿勢の疲労感が軽減されるぐらいなので(速く走る場合は前傾姿勢の疲労感なんてありませんしね)、ならばフラットバーの方が持ち替え出来ないとしても、前傾姿勢の疲労感はドロップハンドルよりも少ないと考えるからです。それに、STIレバーでのブレーキングよりも、フラットバーでのブレーキングのほうが楽ちんです。
というようなことを考えると、ロードバイクがどういう自転車かというとやっぱり
「速く走る為の自転車」
ということは間違いないなと思います。
ロードバイクに乗り始めた時の私自身もそうでしたが、そういうことを「知って」はいても実際には「理解」できていなかったと思います。それなりに速く走れるようになって初めて「ああ、そういうことか」ということが実際に「体感」として理解できるようになるわけなんですね。
「脱初心者の平均速度30km/hはレースでの話」ということは事実なんですが、ロードバイクはレース機材ということを考えると、ロードバイクの本質が「体感」で理解できるようになるのも、その「平均速度30km/h」を自分の力で達成できるようになってからということなんですよね。