今日はめちゃくちゃ暖かかったですね。
どうも、おっさんです。
ロードバイク界隈では…
「脚力なければ高級ロードバイクに乗ったらいけないのか?」
みたいな話は必ず出ます。
出ては消え、消えては出、もう定番の問答なんですね。
私の意見は何度も言ってますが
「趣味なんだから好きにすればいい」
です。
で、一般的にこの話はどう終わるのかというと
「妬みカッコワルイ!」
「悔しかったら金貯めて買え!」
っていうのが定番です。
まぁ、そうなりますよね。
でも、「脚力」の部分は見て見ぬふりなんですか?
私はそれが不思議なんですよね。
ロードバイクのイメージってみなさん一言でいうとどうですか?
今年の「漢字一文字」みたいなのありますが、ロードバイクで言うと
「速」
じゃないですか?
これに異論唱える人います?
(いないとは言えないですが爆)
ロードバイクをネットで調べると…
「舗装路を高速走行する為の自転車」
みたいな説明ばかりですが?…
このイメージ無しでロードバイク買っている人います?
(それを避けたい人はいるかもしれないですが笑)
嫉妬と優越感って出所は同じなんですよね。
他人と比べるから出る感情なんです。
これどちらも同じ「承認欲求」です。
嫉妬で言ってる方も、それに対して優越感で言い返してる方も
同じ
なんですよ。
もちろん、先に言った方が「悪い」っていうのもわかります。
ただ、そもそも「優越感」を持ってないなら、相手の嫉妬に対して反応なんかしないんですよ。
反応するっていうことは、自分の優越感(承認欲求)に対する「承認」が得られなかったから腹が立ってるんですよね。(別の理由もありますが)
なので、そういう嫉妬のことばに対する反応としては、「悔しかったら金貯めて買え」とかいう優越感からくる返しは同レベルにしかならないということです。
「趣味なんだから人の勝手」
これが無敵のことばです(笑)。
人の趣味に誰も文句言えません。
しかも、これが「本当に」わかっていれば反応なんてしません。
では、どうして反応してしまうのか?
それは…
「脚力が無い」
という部分がコンプレックスだからです。
あ、誤解のないように言うと、「脚力が無い」のは別に悪いことではないですし、私が「脚力が無い」人を馬鹿にしているとか馬鹿にされる理由があるとか言っているわけではありません。「脚力が無い」ということにコンプレックスを持っている人がいるという事実を言っているだけです。
何故なら、そういう部分にコンプレックスが無いなら
「脚力がなければ高級ローバイクに乗ってはいけないのか?」
なんていう疑問は出てこないからです。
「他者比較して脚力が無い=自分」という
「他人と比べている」
部分があって、それに対する他人の評価からのマイナスイメージがある時点で
コンプレックスがある
ということなんですよ。
コンプレックスが無い人は
脚力とかwww
と気にしません。
だって、脚力のことなんか別世界のことですから。
ロードバイクに脚力とか関係ないと思いますから。
ですよね?
気にしている時点で
「ロードバイクには脚力が関係する」
と自分自身が認識しているわけです。
それを、嫉妬心から言っている人からとはいえ「指摘」されたことに
腹が立っている
わけなんです。
事実を指摘されると腹が立つ。
こういうやり取りは「マウンティング」と言われます。
相手の「弱点」を指摘し合うのがマウントの取り合い。
承認欲求です。
承認欲求が悪いわけではなく、「嫉妬」という相手の承認欲求に対して、「優越感」という自分の承認欲求でお返ししても何の意味もないということです。
こういう場合にどうしたらいいかというと
その事実を受け止める
ということです。
だって、事実なんですから。
それを受け止めて
自分はどうしたいのか
を考えたらいいんですよ。
言ってきた相手に対して「悔しかったら金貯めて買え!」って思うんでしょ?
だったら、自分に対して
「悔しかったら努力して脚力上げろ!」
って言ってるのと同じですよ。
どっちも根源は同じなんですから。
これが分かったら
「脚力がなければ~」とか言わないですよ。
言ってくる相手が悪いっていうのもわかりますが、相手の言動を縛ることなんてできないんですから、一々反応してもキリがないし、反応するってことは自分も同じ感情で反応してるってことですよ。
趣味なんだから好きにすればいいじゃないですか。
それで何の問題があるんですか?
っていう簡単なお話です。