どうも、おっさんです。
12速の新型105発表されましたね。噂の通りDi2(電動)で。
機械式もあるのかと思ってましたが今のところないようです。
機械式だと12速は難しいのかな?
価格も定価で総額20万円ということで、値段に関しては否定的な意見が目立つようでした。おそらく、いままでの機械式105が担っていたポジションは新型ティアグラに任されるのか、別な製品を用意するのでしょう。(ていうか11速105は併売?)
今までの105のバリュー性(上位モデルと同じギア数の最廉価版という立ち位置)を欲していたユーザーは、今後それを手に入れるには出費が増える(=バリュー性が失われる)ということになるので不満でしょうね。
スプロケットは11-34Tと11-36Tが用意されていて、これはいいと思ったのですがギアの組み合わせを見てみると…
11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34
11-12-13-14-15-17-19-21-24-28-32-36
見た瞬間あれ?っと思ったのですが
11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34
こっちが11速の11-34Tで、構成がかなり変わってます。
11速はトップ側を捨ててロー側にギアを寄せているのに対して、12速はトップ側にギアが寄っているように見えます。
12速 19-21-24-27-30-34
11速 19-21-23-25-27-30-34
19T~34Tで比較するとギアが一枚減ってます…。(段数増えてるのに…笑)
つまり、ロー側を使うヒルクライムでは11速の方が細かく変速できるってことですね。
11T~15T辺りは一般人はほとんど使えないので、11速の構成の方が良いですね。
12速はレーサーに向いた構成になってます。
まぁ、そもそも105はレースエントリー向けなので、これが本来の姿なのかもしれません笑。値段も含めてということで。
なので、新型ティアグラが11速で出るか11速105が併売されるなら、一般素人的には11速の方が機能的にもお値段的にも向いているので、高額な12速の新型105をわざわざ買う必要もないと言えるでしょう。
ただ、11-36Tがあるのでギアの繋がり云々よりもギア比0.94に魅力を感じるのなら12速もいいのかもしれないですね。
私が今のラインナップで選ぶとしたら、
低強度用に11速の50T-34T&11-34T
高強度用に12速の52T-36T&11-30T
ですかね。
今現在の高強度用リドレーフェニックスは、11速の11-30Tの11Tを抜いて16Tを入れた構成にして走っているので、12速の11-30Tの構成から11Tを抜いているのと同じです。
つまり、その11Tが無いのが今現在の機材構成なので、ほぼ違いがないということになります。トップ12Tで足りているので違いがないと言ってもいいですし笑。