おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

40代おっさん初心者がロードバイクに1ヶ月乗ってみて感じたこと(乗車編)

今日は風がかなり強くてフラフラしましたが、27km走りました。

河川敷の追い風区間で、苦も無く40km/h程度で走れてしまうので、「常に追い風になる道具とかあったらいいなぁ」とか妄想してしまいましたが(笑)。

 

昨日のつづきです。

 

乗車編

 

1.初乗り

 天候等の関係もあって、自転車が届いてから初乗りはしばらくお預けだったんですけど、1週間後ぐらいにサドル位置とギアの具合を見てみるのと並行して初乗りしました。

 

初めはフラフラするとかコケるとか色々と言われていますが、そんなことなく普通に乗れました。というか、自転車に乗れる人なら普通に乗れると思います。ただし、シティサイクルのようなトップチューブのない自転車に普段から乗っている人が、そのシティサイクルの感覚で乗り降りしようとすると、トップチューブに脚が引っかかって確実にコケます。

 

最初に思ったのは「見晴らしがいいなー」ということ。

 

今までサドル高をちゃんと合わせて自転車に乗ったことがなかったのと、シティサイクルは元々車高が低めだからか違いが鮮明でした。実は、20代の頃に2年ほどクロスバイクに乗っていた(と言っても完全な近所移動用です)ことがあったのですが、その時は効率の良いサドルの高さなんて知らなかったので、たしか足がべったり着く高さで乗っていたと思います。

 

サドルはANCHORの適応サドル高を参考にして、股下740mm x 0.86(未経験)の636mmにしてみましたが、全然怖い感じはなかったのと、初めてなのでペダルの回しやすさとかはよくわかりませんでした。

 

アチェンジは家でペダルを手で回しながら試していたので、乗った時のギアチェンジの感覚と感触を見てみても特におかしなところはない感じです。デュアルコントロールレバーの変速は初心者が結構戸惑う部分だと思いますが、私も初めのうちはいちいち頭で「シフトアップするから小さいレバー」って考えてから操作していました。でも、慣れてきたら考えることなく自然と操作できるようになります。私の場合は、シフトアップとかシフトダウンとかじゃなくて、頭の中のイメージがシンプルに「ギアの大きさ」になってて面白いです。

 

この日はパッド入りパンツ系は穿かずに乗りました。5km程度の様子見ライドだったので「お尻が痛くて乗ってられない」なんてことにはなりませんでしたが、「これ以上の距離はパッドがないと無理かも…」と考える程度にお尻の違和感は発生し、家に帰ってパッド入りタイツを即注文しました。初心者はお尻パッドなしで、納車後初乗りの長距離ライドなんかに出てしまうと後悔するかもしれません(笑)。

 

お尻の他に、初心者が痛くなる部分は手や背中と首筋等とあったので私はどうかなと構えていましたが、手はグローブをしていたので大丈夫だったのと、背中や首筋は特に何もなく拍子抜けでした。ただ、もっと長距離を走ると違ってくるのかなと思っていました。

 

 

2.本格的に乗ってみる

大体の具合はわかったので、今度はもっと長めに乗ってみて自分の体力がどうなのかとか、体の痛みは違ってくるのかとかを試したかったのですが、また天候の関係で1週間程度間が空きました。その間に、変速調整を自分でやり直したのとサドル高を初心者レベルのx0.87(643mmですが640mmに)へ変更。

 

事前に25km程度のコースをGoogleマップで思案して出発しました。コース選定で心がけたのは「なるべく交通量の少なそうなルート」ということでした。ロードバイク初心者の方のブログ等を見ていると、特に都会の方はロードバイクで走るコースに困っているようです。私は幸いにも地方の田舎なので都会ほどは交通量が多い道がありませんが、ロードバイクでの走行は幹線道路は避けるのが基本だと思います。

 

1時間30分ぐらいで帰ってこれるかなーっと思っていましたが、その通り帰ってこれて感想としては「意外としんどくない」ということでした。(今考えてみると、ペダルを止めてる時間が全然多かったし、インナー中心で全然踏んでなかったのでしんどくないのは当たり前かもしれませんが、運動していない中年のおっさんとしてはということで)

 

グローブとパッド入りタイツを装着しての体の痛みは、お尻の違和感と手は少し圧迫感がありましたが、自転車を降りたらすぐにそれはなくり、背中や首筋の痛みも全然なく「これなら大丈夫」と感じました。ただ、お尻の違和感は今でも少しあります。乗ってる間は積極的に座る位置を変えたりしていますが、「何も感じない」という域には達していません。でも、自転車を降りたらなんともないので問題ないのだと思います。

 

お尻の痛みなんですが、たまに「激痛」なんていう表現の人がいて、その人の乗ってるロードバイクを見ると明らかにサドルよりハンドルの方が高いんですよね。初心者で前傾姿勢が怖いからといってサドルよりハンドルを高くしてしまうと、サドルに過重が余計にかかってしまってその結果お尻に「激痛」が走るのではないかなと思います。こういう人が乗っているのはほぼスローピングフレームです。スローピングフレームは構造上シートチューブ上端よりヘッドチューブの方が上にあるので、小さいサイズは特に「跨がれるかどうか」だけでサイズを選んでしまうと、ハンドルとサドルの高低差を適正に調整できません。

 

あと、背中と首筋の痛みなんですが、人は緊張すると余計な力が入ってしまって、その結果筋肉への負荷がかかってしまいます。そして、それが背中や首筋の痛みに繋がってしまうのではないかと。初心者は上半身に無駄な力が入ってしまいやすいようなので、特に意識してリラックスする必要があると思います。私も初めのうちは「上半身の力を抜く」ことを意識して乗っていました。

 

パッド入りパンツとグローブはロードバイクに乗るのに「必須」だと思います(もちろんヘルメットも)。レーサーパンツは一般人には「恥ずかしさ」も感じると思うので、私は「パッド入りタイツ」をおススメします。その上にランニングパンツを穿いても良いかと。グローブは指だしのが一般的ですが、私はフルフィンガーのモノを使用しています。だって指先だけ日焼けしてるのって嫌でしょ?(笑)。暑い季節はなるべく肌を露出した方が涼しいと考えがちですが、素材によってはそうとも限りませんよ?

 

で、ロードバイクに1ヶ月乗ってみてどうかというと「楽しい!」ということです(笑)。最初の1ヶ月はどんな乗り方をしていたとしても、自分のライドスキルが上がっていくのは感じられると思うので、無条件に楽しいと思うはずです。

 

あ、ダイエットの成果ですが、69kg台だった体重は1ヶ月で67kg台になり、2kgの減量となりました。週2~3回、1回20~30kmの距離を乗ってこれなので、これを効果あるかないかは個人の判断で分かれるでしょう。脚の筋肉が目に見えてついてきているので、脂肪の燃焼効率はさらに上がるかもしれませんし、ここからはあまり減量ができないかもしれません。今は特に食事制限等はしていませんので、減量効果が低下すれば同時に食事制限が必要かもしれません。また報告します。