風は秋っぽくなってきたけれど、私の地域はまだまだ太陽が衰えません。
でも、全然晴れないので実走できていないんですが(笑)。
どうも、おっさんです。
そんなわけで、トレーニングは半分以上ローラー台。私の場合は、実走が5分インターバルみたいになるので、ローラー台では20分走を主にやっています。実走できない期間はローラーでもインターバルやらないといけなくなるんですが…。
20分走はパワー目安ではなくて、脚への負担が少なく気持ち良く回せる範囲で、心拍を見て閾値を越えないところでやっています。
でも、結果的には前に書いたように「閾値の範囲内で出せるパワー」にしかならないので、20分走だとL4の上限辺りの平均パワーが出るということになります。
心拍を抑えて走るとどうなるのかというと
もちろん出るパワーは少なくなります。
これは心拍をゾーン3まで落として走っていますが、それでも十分L4走になっているのでこれでもいいのでしょうか?心肺的には全然追い込んでいない状態なので、閾値付近の能力向上にならないのでは?と思うのですが、FTP向上に良いとされているSST走だとまだこれより下なんですよね。
こんな感じでローラー台トレーニングしてますが、今のところ実走で速くなった感じはありません(笑)。まぁ、コンスタントにローラー台トレーニングするようになってからまだ1ヵ月ぐらいしか経っていないのと、実走が少なすぎて自転車に乗るのが下手くそになったかもしれないです(笑)。
STRAVAのフィットネス値自体は、4月辺りの値まで戻しています。
4~5月辺りはアベレージ30km/h以上当たり前な感覚で走っていたのですが、今はアベレージ29km/h台程度で走っています。フィットネスは同じぐらいの「50」辺りなのに、あの時の感覚はさっぱりありません(笑)。
梅雨前の時点でのフィットネスが「58」で、それが過去最強の感覚でした。なので、フィットネスの値と自分の感覚はリンクしていたということです。が、今の「50」辺りのフィットネスは感覚通りじゃないんですよね。ま、そもそもフィットネス値自体が走力を直接表しているわけではないのですが(笑)。
実走とローラー台の違いはパワーの出やすさを考えても「違いがある」ということを感じているのですが、具体的に何が違うのか?ということ。
負荷付きのローラー台は、当たり前に負荷がかかっているので車輪を止める方向での力が発生しています。
実走の場合はその負荷がかかる場面は「登り」と「向かい風」が大きいです。なので、感覚としてはそれらを想定してローラー台に乗る場合の違和感は小さくなります。逆に、平坦巡航を想定して乗る場合は違和感が大きくなるということですね。
平坦巡航状態と登り(ヒルクライム)での違いで大きいのは何かというと「速度」です。
平坦巡航は速度が速く、ヒルクライムは速度が比較して遅い。
ローラー台に、ヒルクライムを想定して高負荷低速度で乗る場合は違和感が小さい。
平坦巡航を想定した場合は違和感が大きい。
この違和感の正体は、ローラー台の根本的な部分なので当たり前すぎて誰も問題にしません。
それは
「ローラー台は前に進んでいない」
ということです。
これは固定だろうが3本だろうがハイブリッドだろうが全部同じです。
ローラー台と実走の違いはここです。
「逆に言うと」というか、本来、自転車は前に進んでいるので「慣性」が発生しています。
で、乗り手はその慣性を利用して自転車をさらに前に進ませているという事実です。
ローラー台は慣性が発生しないので違和感がある。
コンスタントなトレーニングを考えると、天候に左右されないローラー台が基本になりつつも、実走が疎かになるとダメだということですね。実走が少ない今の状態だとダメダメだということです(笑)。