おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

データで見るロードバイク走力の違い

どうも、おっさんです。

 

昨日、久々に最速タイムを出したわけですが、前回最速タイムを出したのが昨年の11月。その昨年11月がそれまでの私の走力のピークだったと言えます。そこから、12月~今年1月は週1回程度でしか走れなかったので走力は落ちてしまいました。2月~3月と週2~3回走れるようになったので、走力は回復してタイム更新できたのです。

 

で、その走力の違いとはどういうことなのか?データで見てみようという記事です。

(私の走力の違いをデータで見るだけなので、他の人も同じというわけではありません)

 

まず、走力の落ちていた今年1月21日のテータ

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私の42kmトレーニングコースのデータですが、私の中ではここを1時間30分を切れたら普通、1時間28分前後だったらそこそこ良い、1時間26分前後だったらなかなか良い、1時間24分前後ならかなり良い、という感じで走っていました。

 

なので、この日はそこそこ良い感じで走っていることになります。

 

次は、走力のピークだった昨年11月21日のデータ

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この日もタイムは1時間28分台で、今年1月21日とほぼ同じです。

タイムは同じ感じなのですが、「走力」は全然違います。

わかるでしょうか?

 

心拍は明らかに昨年11月の方が低く、「楽に」走っています。(100㎞走の数日後なので抑えて走っています)「楽に」走っていてパワーは今年1月と比較して少し低く、それでもタイムは同じなんですよね。

 

今年1月の方は、心拍も全体的に高いところを使っていて無酸素領域もそれなりに使って、かなり頑張っているということがわかりますね。心肺能力が低いということです。

 

昨日の心拍パワーデータを見てみましょう

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心拍はゾーン4(閾値)にほぼ張り付いていて、パワーも良く出ています。

 

私の中で「走力が高い」と感じる時は、心肺に「ねばり」が出てきているということを感じられる状態なんですが、この状態の時はゾーン4の閾値であれば「しんどいけど走り続けられる」と感じています。しかも、何も考えなくても無酸素の領域にほぼ入っていかないんですね。なので、「ねばり」を感じるわけです。

 

走力が落ちていると、その「ねばり」がなくなって無酸素領域にガンガン入って行っちゃうので、心拍を見ながら自分で強度を制御しないといけなくなりますし、制御しようとしても心拍は上がりやすくなっているので制御しきれない。そうなるとパワーも出し切れないし、出そうとしても心拍が上がってしまうので出せなくなってしまうんです。

 

やっぱり、ロードバイクの基本は「心肺能力」なんですよね。

ここが出来てないとロードバイクを走らせる場合の自由度が下がってしまいます。