おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

素人がロードバイクを走らせるのに一番重要な能力

天気悪いですねー。

明日と明後日は晴れるのかな?

走れるかな。

 

どうも、おっさんです。

 

前回の記事「ロードバイクで速く走る方法」で書いた通り、速く走りたければ「しんどい」練習しないと速くはならないですよ?ということなんですが、今回はその「しんどい」について触れてみます。

 

nicolarossi.hatenablog.com

前回書いた通りに、トレーニング無しの初心者が辿り着ける速度は大体「28km/h」で、それ以上の速度を出すにはある程度「しんどい」練習が必要です。

 

で、その「しんどい」なんですが、これって定まった数値ではなくその人の「主観」なんで、人によっては全然違う状態の場合もあります。そして、その状態を比較的安価に定まった数値で確認できるデータは「心拍」なんですね。心拍計を導入すれば比較的簡単に見られる数値ということになります。

 

私は、昨年の7月から心拍計を着けて走っているので、そのデータは今まで蓄積されています。

そのデータを見ながら「しんどい」ってどういうことなのか解説したいと思います。

 

※私が感じたことと私のデータを元にした解説なので、人によっては違う場合もあると思います。

 

まず、昨年9月3日の心拍データを見てください。

 

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昨年は6月が一番調子が良くて、昨年最速タイム1時間30分台をその頃出しています。なので、その頃と比べたらタイムは落ちますが、これは長雨や台風で長期間走れなくなる前の9月で、調子が少し戻りかけている時期なのでそこそこ良いタイムで走っています。

 

いつものタイムアタックコースなので、私自身はそこそこ「しんどい」と感じて走っています。それを数値化したのがこの心拍データなんですね。

 

次に、今年の3月31日に当時の最速タイムでガーミン計測の40kmTTでも記録更新した時のデータ。

 

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当時の最速タイムなので、9月のデータと比較すると当たり前ですが心拍が高くなっています。

 

ここで問題です。

さて、私の主観的「しんどさ」はどっちが上だと思いますか?

 

最速タイムの方が圧倒的に心拍が高い状態で走っている時間が長いので「最速タイムの今年3月」の方と思うでしょう?でも…

 

実は両方とも「しんどさ」は同じです

 

私の記憶の中でのしんどさは昨年9月の方がしんどいと感じてますけど(笑)。

 

私がタイムアタックする時は、「しんどいけど最後まで続けられるしんどさで」というのが主観的な決め事なので、私の「主観的なしんどさ」はずーっと変わってないんですね。

 

私自身、ロードバイクに乗り始めて慣れてきた頃に「速く走るのってしんどいな」と感じていました。これはみんなそうだと思うのですが、私は…

 

速く走ってる人ってこんなしんどい想いして走ってるの??

 

というふうに感じ…

 

これを持続して走るのは「相当しんどい」のだろうな

 

と思ったんです。

みなさんもそう思ってませんか?

「こんなの無理だろ」って思うかもしれません。

 

だから、「速く走るコツがあるのかも?」と考えて、ペダリングやポジションその他の技術系や機材の方へ注意力が行くんだと思います。でも、それじゃあ少し楽にはなっても速くはならないんですね。

 

あ、一応私が言ってるのは「素人レベル」の話しなので、レースで上位狙いたいとか将来はプロ選手になりたいという場合は、もちろん相当過酷な練習しないといけないので悪しからず(笑)。

 

私は、ロードバイクに乗り始めてから、食事制限とか栄養バランスとかサプリメントどうこうなんかの情報のお世話には一切なってませんし、ロードバイクで走る為の筋トレとかも一切していません。そういうのにお世話にならないといけないのはレースに出たりプロ選手としてロードバイクに乗る人達だと思っているからです。

 

もちろん、暴飲暴食はダメですし、ロードバイクを走らせるには多少の筋力は必要なので、足腰体幹等の筋肉は重要なんですが、それはロードバイクで走ってるうちに自然とついてくるので、別途筋トレとかする必要はないんですね。あ、太ってる人はまず痩せてください(笑)。私もメタボでしたが、ロードバイクに乗り始めて半年でメタボ前の体重に戻りました。

 

素人がまず伸ばさないといけない能力は「心肺能力」だと私は思います。私自身もビンディングにしてからそれを痛感して、一旦は速く走ることを断念しかけてるんですよね(笑)。でも、ホイールとタイヤを変えた時に「頑張れば速く走れるじゃん」となり、頑張って今の状態になってます。(ホイールやタイヤ変えたら速くなるってことではないのでその点は注意してください)

 

一応、私のVO2Max(ガーミン計測)は…

 

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「56」です。(有酸素運動能力の限界値)

年齢別では「優れている」ですが、これは一般の人も含めた統計上なのでロードバイクやランなどをしている人の中では低い数値です(60以上の人が多い)。私は、子供の頃から持久系の運動が苦手でマラソン大会や体育の持久走テストなんかはビリに近い方でした(笑)。でも、どちらかと言えば短距離走や瞬発系のスポーツが得意だったので、運動会のリレーとか学校対抗のスポーツ大会とかには選抜メンバーに入ってました。

 

なので、本来はロードバイクにはあんまり向いてない(笑)のですが、頑張ればそこそこのスピードを維持して走れる「素人」にはなれるということです。ここからレースに行くのは無理でしょうけどね。

 

しんどいですけどちょっと頑張ってみませんか?(^^;