おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

パワーメーター導入

台風大丈夫でした?

どうも、おっさんです。

 

最近晒してるデータに「パワー値」がチラチラしてるので今更ですが、先月からパワーメーター(正確にはパイオニアの”パワーセンサー”ですが…)を導入して走ってみましたので、ちょっと感想を書いてみたいと思います。

 

私が導入したのはこれです。

pioneer-cyclesports.com

イオニアのパワーメーターは通常ペダリングモニターといって、手持ちや新品のクランクをパイオニアに送って、そのクランクにパワーセンサーを取り付けて送り返してもらうという手順が必要なんですが、これはR8000アルテグラの左クランクにパワーセンサーを取り付けた状態で売っています。

 

ただ、売っていると言っても限定販売?のようで、現状ではAmazonでしか販売していないようです。私もAmazonで購入しました。

 

イオニアペダリングモニターはパワー値を計測することはもちろん、ペダリングの際にかかる力の方向を計測できるということが売りで、その力のかかり方や方向でペダリングの「効率」を%で出せるのが最大の特徴です。(もちろん他のメーカーのパワーメーターにも同じような製品があります)

 

なんですが、私の導入したパワーセンサーは簡易版なので単にパワー値しか計測できません(+ケイデンスも計測できるので別途のケイデンスセンサーはいらなくなります)。そして、左クランクだけしか計測できないので両足のパワーバランスは見られません。(左で計測したパワー値を倍にして表示するだけです)

 

機能的にはデメリットが発生しますが、最大のメリットはその価格です。ペダリングモニターは左右セットタイプで税込14万円程度、ペダリングをモニタリングするサイクルコンピューターが税込3万2千円程度とかなり高価です。

 

対して、パワーセンサーは税込5万4千円程度で導入できます。(しかも私は10%OFFセールの時に買ったので5万円以下で買えてしまいました笑)私はとりあえずパワー値が見れたらいいのでコレにしました。

 

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正直、私みたいなレースにも出ないような素人には、パワーメーターとか宝の持ち腐れでしかないのですが、とりあえず試してみたかったというのが一番の理由です(笑)。

 

パワーメーターで何がわかるのか?

 

まず、自分が出してるパワー値がわかります。当たり前ですね(笑)。

当たり前なんですが、これだけで世界が変わります。

 

YouTubeなんかでパワー値を表示してる車載動画がありますが、パワーメーターを使ったことがない人が見ても、そのパワー値がどれくらいのモノなのかさっぱりわかりません。例えば、パワー300w以上で40km/h以上の巡航をしている車載動画があったとして、素人が見て単に凄いなとは思いますが、それがどのくらい凄いのかはわかりません。

 

ところが、私の場合はパワー180w程度で35km/h程度の巡航が精一杯なので、上の人の数値が別次元なのがわかり、どのくらい凄いのかがわかるわけです。

 

これ大事なんですね。

モチベーションに繋がる情報ですから。

 

パワー値がわかる価値というのはそれだけじゃなくて、自分がどれだけの強度で走っているのかが常にわかるというところにもあります。

 

実走で走る道路は平坦ばかりじゃなく登ったり下ったり、向かい風だったり追い風だったりしているわけですが、それが微妙な下りだったり微妙な追い風だったりすると、スピードだけで管理した場合には強度が分かり辛かったりします。私の場合もパワーのデータを見てみると「あぁ、ここの区間はちゃんと踏めてないな」というところがわかりました。

 

あとは、ヒルクライムの場合も強度の管理をしやすくなります。ヒルクライムの場合は登りは登りで変わりませんが、勾配がその都度変化するのでスピードやケイデンスだけだと強度管理が難しくなります。パワー値が見られると一定の強度を維持しやすくなるということです。

 

平坦でもヒルクライムでも、タイムを縮めようと思ったら「今までよりも速く走る」ということが必要になりますが、これもパワー値がわかればやりやすくなります。タイムアタック区間全体のパワー値を今までよりも上げたらいいだけですから。(まぁそう簡単にはできませんけどね笑)

 

ということで、先日の40kmTTタイム更新にはパワーメーターが関与しています。

走っている最中は200w以上出すことを目安にして走りました。

そのおかげです。

 

インターバルでのパワートレーニングした方が効率がいいんですが、実走ではやり辛いですし私のレベルだったらこのやり方でも十分かなと思っています。極端に言えば、このやり方ならパワーメーターなくてもできるんですが笑(例えばギアを一つ上げたりケイデンスを上げたり)、やっぱりパワー値が分かった方がやりやすくなりますね。