おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

ロードバイクに乗り続けることの難しさ

梅雨の中休みになりそうな週末いかがお過ごしですか?

どうも、おっさんです。

 

全然更新してないですが、まぁそこそこ走っています(笑)。

と言っても梅雨なので思い通りには走れていないですけどね…。

 

私が何故ロードバイクに乗っているのかは前にも書きましたが、元々はダイエットの為であり、それが達成できてからは体力維持の為、そして今は体力の向上ということがメインのテーマです。体力の向上と言っても、ロードバイクに乗ったらあらゆる場面の体力が向上するわけではなく、主にスタミナ(心肺機能)の向上と足腰の筋力の維持向上という部分ですけどね。

 

ロードバイクに乗っている他の方のブログとか見させてもらっているんですが、私は競技系の人よりもロングライドやグルメライドをしている方のブログを見ることが多いです。こっち系のブログの方が見ていて面白いんですよね。競技系の方のブログも面白くないってことはないんですが、やっぱりエンターテイメントとしては物足りないなぁと思うことが多いです。競技系の方のブログ自体が少ない感じですし。

 

私のブログはグルメとか景色とか全く出てこないんでお前が言うな案件なんですが(笑)。

 

で、私が面白いなぁと思ってみているそのロング&グルメ系のブログなんですが、更新が数か月に1回とかならまだいいんですが、更新がストップしていたりロードバイク乗るのやめましたっていうブログが少なからずあるんですよね。

 

そのブログ主の方が言っているのは「モチベーションが…」ってことです。

 

ロング中心に走っている人ってグルメだったり景色だったり、まず自転車に乗る為の口実を見つけるところから始める部分があると思うんです。ロードバイクを趣味として始めたばかりの時は、ロードバイクに乗ること自体が新鮮で楽しいので、そういう口実を用意して走りに行く。

 

ところが、ロードバイクに乗り慣れてくると始めたばかりの頃の刺激が薄くなってくるので、逆にグルメだったり景色だったりの部分の刺激で補うようになってくるんだと思います。ロードバイクに乗ること自体よりもロードバイクに乗ってどこかに行くってことが主になってくる。

 

それが破綻するのは「行くところがなくなった時」なんですよね。

 

あ、物理的に「行くところがなくなった」人ってそうはいないわけで(日本に限定しても全国津々浦々走ったなんて人はほぼいない)、金銭的や時間的に行ける範囲は限られていてその範囲内で「行き尽くした」ということです。もちろん、同じところに何度行ってもいいんですが、大抵の人は数回行ったら飽きちゃうでしょう。

 

どんな趣味でもそうなんですが、初期は刺激が強いので夢中になって求めて、慣れると刺激が薄く弱くなってくるので頻度が減少したり最終的にはやめてしまうことになります。

 

ロードバイクの場合は、初めはロードバイクに乗ること自体の刺激と遠くまで行くことの達成感による刺激、それプラス道中や目的地の景色とグルメによる刺激。これが大きいので夢中になる。でも、ロードバイクに慣れてくると初めに感じた爽快感は当たり前になり、100kmとかの距離も普通になり、景色もグルメも単に見た風景食べた味になってしまう。そうなるとモチベーションの維持が難しくなるんだろうなぁと思います。

 

もちろん「全然飽きないよ!」っていう人もいて、そういう人は本当に向いている趣味なんだと思います。あと、そういう人って時間や金銭的に余裕のある人のように思います。続いてるロング&グルメ系ブログは大体そういう人です。

 

私はこれから先もロードバイクに乗っているのか?と考えたら、正直よくわかりません(笑)。もちろん、今はホームコースのタイムを縮めることだったり、その結果の体力向上の部分での目標があるのですぐにやめちゃうってことはないんですが、先のことはわからないですからねぇ…。

 

ただ、単純にロードバイクに乗ること自体が楽しいのはずっと変わっていないです。

 

私は100km~とかの長距離を走ることはないですし、ヒルクライムも3km200mアップをたまに走る程度で、それを含めても基本は距離40~50kmでガーミンコネクト表示で200~450mアップ、STRAVA表示で300~550m程度の多少のアップダウンがあるコースを走ってるだけです。長距離走破の達成感も高高度のヒルクライムの達成感もなく、毎回同じコースなので景色も代り映えしないし、途中でどこにも寄らないのでグルメもありません(笑)。

 

コース自体にはもうだいぶ前に飽きていて、以前は飽きてきたら別方向のヒルクライムに行ったりしてたんですが、最近はさっぱり行ってないですね。それよりも、今はただ無心に走りたいという欲求があるので、慣れたコースを毎回走って、毎回自分の走りがどう違うのかだけを感じたいんです。慣れたコースは「ここで曲がらなきゃ」とか考える必要もないですし、路面の状況も工事とかがない限りは劇的に変化することもなく、走ることに集中しやすいのです。

 

ロードバイクに乗らなくなる人の理由で「早起きが辛い」っていうのがあるんですが、ロングライドする人は早起きみたいですね。100km~走る場合は最低トータル5~6時間必要ですし、あちこち寄ることを考えてもそれ以上時間が必要になってきます。前に「ロードバイクが趣味=ロングライド」っていう記事書きましたけど、ほとんどの人がロングライド中心にロードバイクに乗っていると思います。

 

「早起きが辛い」って理由を見て、ロードバイクに乗るってことはロングライドしなきゃいけないみたいになってるんじゃないかと思いました。別に、休日昼近くまで寝て、ゆっくりお昼食べてから1~2時間程度走ってもいいじゃんと私は思うんですが…。その1~2時間は一生懸命に走る。気が向いたら月1回ぐらいはロングライドするとかね。

 

まぁ、結局そういう理由付けしている時点で「ロードバイクに興味がなくなった」ってことなんですけど。

 

どんなことでも続けるって難しいですね。