おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

SORAしか使ったことないおっさんが、電動コンポ(シマノDi2)を使ってみた感想(インプレ?)。

どうも、おっさんです。

 

先週は5日の240㎞も走りました(笑)。

この週間距離は久しぶりですね。

 

2台目のリドレーフェニックスの乗り方がイマイチわからず試行錯誤しております(汗)。まるで、エンジンを乗せ換えたものの、レブ縛りで上手く走れない豆腐屋の息子のように、体力というガソリンを使いまくって距離だけが伸びています(笑)。まぁ、こっちはエンジンはそのままで車体だけが変わったんですが…。

 

そんな2台目のロードバイクコンポーネントには、R8000系のアルテグラULTEGRA)のDi2(電動式)であるR8050を導入しました。

 

そもそも、どうしてアルテグラDi2にしたのかという話なんですが、フェニックスは機械式でも電動式でもワイヤーやケーブルは「内装」です。機械式のワイヤーはそのルーティング(通り道)の条件でシフト操作の引きが重くなる場合があります。

 

1台目のアンカーRNC3は「外装」のワイヤールーティングで、ヘッド側の入り口はダウンチューブの下側にワイヤー受けがあり、そこからBB下のガイドを通ってフロントとリアのディレーラーへというごく一般的なルーティングになっています。機械式のワイヤールーティングはこれが基本で、このルーティングが最も抵抗が少なくなり本来の性能が発揮されるようになっています。

 

「内装」の場合は多かれ少なかれこの基本通りのルーティングはできません。つまり、外装と比べたら抵抗が大きくなり、シフト操作の引きが重くなってしまう可能性が大きくなります。「内装」でもメーカーによってはこの辺を上手く回避している場合があって、ブリヂストンアンカー等はヘッド裏側のダウンチューブ上部に入り口を設けて、極力「外装」と同じような低抵抗になるように工夫されています。

 

リドレーフェニックスの場合はどうかというと、ヘッドの側面からワイヤーが入るようになっています。残念ながらこの入り方はBB下までの過程で角度が大きく付いてしまうので抵抗が大きくなります。現に、外装式のSORAと比較してフェニックスの105やアルテグラの引きが重いということがあるそうです。

 

ということから、私はこの辺りの事も考慮して電動式のアルテグラDi2を導入することに決めました。もちろん、一度使ってみたかったということもあるのですが(笑)。

 

私は自分で組み上げたので、組み立て段階から機械式と比較してのメリットを感じました。フレームに合わせてのDi2ケーブルの長さやルーティングを考える必要はありますが、その辺が決まってしまえば機械式ワイヤーの張りの強弱等を考える必要がないので断然楽です。チェーンの張替え時にディレイラー等を掃除メンテナンスしたい場合なんかも、ワイヤーの張り直しを考える必要が無いので簡単にフレームから取り外して自由自在にメンテできます。

 

調整も超絶楽です。これも、機械式のワイヤーの張り等を考える必要がなく、マニュアルの調整順序通りに調整すればバッチリ決まります。簡単すぎて物足りないぐらいです(笑)。

 

変速性能も、スイッチを押すだけでバシバシ決まります。機械式ではグレードによって色々と言われるフロントの変速も「は?」と言うほどあっけなく決まります。どこをどう見ても変速の性能に関しては機械式に勝ち目はありません。

 

そんな電動コンポですが、もちろんデメリットがないわけではありません。

 

「電動」ですから電池が切れたら変速できなくなります。それをデメリットって言ってますが、公称では700km~ぐらいは電池が持つということなので、一般のサイクリストなら充電なしでそんなに走らないと思うと「それってデメリットなのか?」という感じですね(笑)。

 

あと、「故障したら素人にはどうしようも出来ない」とか。でも、機械式でも機械的な故障は同じように素人は手出しできません(笑)。どっか折れたり割れたりしたディレーラーをその場で直せるの?っていう話で。これもデメリットにはならないですよね。まぁ、電動式と機械式の故障比率は知りませんが。

 

一つだけ重大なデメリットが「価格」です。もうこれだけはどうしようもないデメリットですよね(笑)。STIは電動式も機械式もほぼ同じ価格ですが、ディレーラーは機械式が数千円で買えるのに対して電動式は2万円ぐらいしますから。さらに初期投資にはバッテリーとかジャンクションとかその他の金額が上乗せになります。

 

「電動式を使うと機械式には戻れない!」

 

なんて言われるほど、機械式と比較して高価であっても電動式が良いということなんですね。

 

なんですけど…

SORA(R3000)を1年半使ってきた私の感想としては…

 

「機械式にも機械式の良さがあるじゃん」

 

と思いました。

確かに変速の性能は正確無比で、特にフロント変速は多少なりとも労力が必要な機械式と比較してスイッチを押すだけの電動式が楽ですし、メンテナンスの面でも簡単調整やワイヤー切れ等の心配がない分安心です。

 

それって良い部分でもあるんですけど、裏を返せば「味気ない」ということにもなるんですよね。

 

SORA(R3000)ってシマノの中で下のグレードなので、シフトレバーの動きなんかも上のグレードを使ったことが無くても「緩い」(節度がない)のがわかるんですよ。遊びが大きいとも言います。それでも、機械式の「良さ」はちゃんとあるんですよね。

 

機械式の「良さ」って、やっぱりシフトレバーを操作する時に「ワイヤーを引っ張ってる」って感触があるってことなんですよね。まぁ、実際に引っ張ってるのは大レバーを操作した時だけなんですが…なので、私は大レバーを操作する時が好きです(笑)。

 

機械式には機械式の「良さ」があるし、電動式には違う「良さ」があるんですよ。なので、私は「機械式には戻れない」とは思わなくて、逆に「機械式のデュラ使ってみたい」と思いました(笑)。SORAでも十分なんですけど(笑)。

 

ということから、機械式か電動式かはそれぞれ好き好きでいいんじゃないかなという感想です。ただ、内装式のフレームは機械式の性能が発揮できない可能性があるので、機械式を使いたい場合は機械式の内装を考慮されたフレームか、外装ルーティングのフレームがいいということは確かです。ていうか、私が機械式で1台組む場合は絶対に外装フレームにするなぁ。それを考えると、やっぱりクロモリフレームがベストになってくるということですね(笑)。