おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

趣味がロードバイク=ロングライド?

どうも、おっさんです。

もう寒くないですね(笑)。

 

春もそこにある感じで、こういう時期は「体を動かしたい!」と誰もが思うでしょう。

 

そんな中でロードバイクを「始めてみようかな?」と思う人もいるかと思います。ロードバイクに乗ることを趣味にしてみようかなと考えて、ネットで検索をかけてみると「ロングライド」という言葉がまず出てくると思います。「100㎞」以下は走ったことにならないとか、「100㎞」以上走ることが出来れば一人前とか、「ロードバイク=ロングライド」という図式が定番化しているんですね。

 

私は、一般的にロングライドと呼ばれている「100㎞」程度以上のライドはしたことがありません。してみたいとは思っているのですが、機会がないというか週に2~4回程度の40~50㎞の「トレーニングライド」で現状は満足しています。

 

そもそも、どうして「ロードバイク=ロングライド」なのでしょうか?

 

それは、ロードバイクの本来の立場である「ロードレース」で100~200㎞程度の距離が一般的だからだと思うのと同時に、ロードバイクを趣味にする人の多くが「週に一回」程度しかロードバイクに乗れる時間が取れないということが大きいからだと思っています。

 

週に一回程度しか乗れないのであれば、できるだけ多くの時間乗っていたいと思うのが心情でしょう。なので、「趣味がロードバイク=ロングライド」になるのでしょうね。

 

あと、ロードバイクを趣味とする人の間で人気なのが「ヒルクライム」です。ロードバイクで坂を登るのが「ヒルクライム」なのですが、自転車で坂を登るということは一苦労ということは素人であればなおさら、ロードバイクを趣味とする人でも大変なことだということはわかるでしょう。だからこそ、坂道や峠を登り切ったら「達成感」を感じることができるのです。

 

つまり、「達成感」を感じられる「ロングライド(長距離)」や「ヒルクライム(坂道)」はロードバイクを趣味とする人の間では一般的であり人気があるということなんでしょうね。

 

逆の見方をすると、「多くの人がやっている=多くの人が出来ること」という図式も成り立ちます。

 

ロングライドもヒルクライムも慣れたら誰でも出来るということです。初めは誰でも慣れていないので苦労するのですが、慣れたらできるようになります。もちろん、そこに「速さ」を求める場合は「誰でも」というわけにはいきません。「多くの人が出来ること」というのは、そこに「速さ」を求めない場合だけです。

 

ロードバイクで「速さ」を求める部分とは?簡単に言えば「平均速度」つまり、「タイム」ということになります。「ロングライド」でも「ヒルクライム」でもタイムが小さいほど「速い」ということになります。これは「他人と競う」はもちろん「自分自身と競う」ということでもいいです。

 

ところが、多くのロードバイクを趣味とする人は「タイムは置いといて」となりがちです。それは、どうしても「週一回程度」しかロードバイクに乗る時間が取れないから、「速さ」の部分はなかなか向上することができないので「置いといて」ということになるんですね。

 

ある方のブログでこういうことが書かれてありました。

 

”「休日は自転車で100㎞程度走ってるよ」と職場で話したりすると、周りの人には「凄いですね~!」とか驚かれるんだけど、速い人には全く着いていけない自分がいる。まだまだだな。”

 

これを見た私が思うのは、それってロードバイクどころか自転車に興味のない人に「凄いですね」って言われることを「良し」としているだけなのではないか?上で書いたように、ロードバイクに乗って「慣れたら」できるようなことを素人に「凄い」と言われることを「良し」としているだけなんじゃないのか?ということです。この方は「まだまだ」と言っているので、「速く走りたい」という欲はあるということですけど。

 

よく、「100㎞なんて散歩」とか言ってる人いますが、100㎞走るのに相当速い人で3時間ちょい、そこそこ速い人で4時間台~、普通の人でも5時間以上かかるとすると、「お前は5時間以上も散歩するのか?それって散歩じゃないだろ。(笑)」とツッコミ入れたくなります。これも、素人に対して「100㎞なんてたいした距離じゃない」と言いたいだけなんですよね。ロードバイクに乗ってる人なら当たり前のことを、素人に対して「大袈裟」に言っているだけなんです。

 

「速く走る」ということは「慣れ」だけではどうしようもありません。週一回程度乗る人が慣れることで乗り初めより速くなることはありますが、あるところからは速くなりません。それは、速い人は「しんどいトレーニング」をしているから速いということが分かっているからです。「慣れ」で速く走れるならみんな苦労しないんですね。

 

なので、「しんどいトレーニング」をする暇もないし、したくもないから「ロードバイク=ロングライド」というのがロードバイクを趣味で乗る人のスタンダードになっているということになります。

 

それが悪いということではなくて、それが一般的ということです。だって、週一回しか乗れないならそれがベターだし、趣味なんだからなるべく多くの時間を充てるなら「ロングライド」になっちゃうってだけですから。

 

こんなこと書いている私は「100㎞」とか走ったことないので…

 

まず100㎞走ってから言え!

 

と言われたらその通りでございます(笑)。

すみません(笑)。