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おっさんの外部記憶装置

40代おじさんのブログ

ルック車って何?

今日は風も強くなくほどよい自転車日和だったのですが、連日のライドで疲れが溜まっているのか体が怠かったので、休養日にすることにしました。自転車にハマってくると、自転車に乗らない日でも自転車関連のことを考えてしまうのはあるあるでしょうか?

 

自転車ショップの少ない(あっても品揃えが悲惨)地方民はお世話になることの多いネット通販ですが、アマゾンで自転車関連のアイテムを物色していると関連商品のところに完成車も出てくることがあります。「アマゾンでも自転車本体売ってるんだ」と思ってちょっと見てみると、結構売れている(評価が多い)モデルがあって、「ドッペルギャンガー」というブランドの2.5万円ぐらいのロードバイクなんですが、評価も高かったのでちょっと興味が湧きました。

 

アマゾンの評価を読んでみたりネットで評判を調べてみたりすると、やたらと「ルック車」という言葉が出てきて「ルック車って何?」と疑問に。この言葉は元々、マウンテンバイクがブームになった頃に、本来マウンテンバイクが備えているはずの「走破性能や強度」を持たずに、「見かけ(ルックス)」だけマウンテンバイクにしたシティサイクルのことだそうです。なので、フレームに「悪路で使用したりレースに使わないで」と注意書きのシールが貼ってあるそうな。全然知りませんでした。

 

つまり、このドッペルギャンガーは「ロードバイクとしての性能を持たない見かけだけの自転車」というわけです。

 

 で、そのドッペルギャンガーの評価なんですけど、「ルック車」と言われていることからわかるように、ロードバイク経験者からはボロクソに言われてますね(笑)。逆に、初めてロードバイク(みたいな自転車)を買った初心者には評価が高いようです。まぁ、そうなりますよね。

 

私も、もし”スポーツとして”ロードバイクを始めたいという知り合いから、このドッペルギャンガーを買いたいと相談されたとしたら、最低でも7~8万円程度の名の通ったメーカーのエントリーモデルがいいよとアドバイスすると思います。

 

ただ、アマゾンの評価を見てみると「粗悪品」というような評価はなく、「値段なりの商品」という評価が多いようで、ロードバイク(みたいな自転車)を初めて体験するような初心者には安いなり楽しめるもののようなので、「ルック車」と言われている通りに「見た目がロードバイクシティサイクル」として乗るのには問題ないように思います。

 

一応、一つ補足しておくと、数年前にドッペルギャンガーのマウンテンバイクルック車のフレームが折れて、乗っていた人が歯を折る大けがをした事故があったようです。この件は国民生活センターが動いて、同型フレームの検査をしたところ同じように破断することが確認され、「製造段階から亀裂が発生していたか製品固有の問題の可能性がある」と指摘されています。被害者側が損害賠償を求めた裁判になり、販売会社は750万円の支払いで和解という結末でした。この車種は今は販売されていません。

 

この事故もあって「ルック車」には粗悪なものしかないと主張する人もいますが、私が個人的に思うのは、そんな粗悪品だったらもっと同じ車種で同じような事故が立て続けに起こるはずで、この1件で「粗悪品」というのは疑問です。ただ、事故を起こしたのは事実なので、この件を見て安価な製品を避けるのは賢明な判断だとも思います。

 

 まぁ、最終的に判断するのは買う人ですし、2.5万円の安価な自転車に対して目くじらたてて「8万円の自転車のほうがいいに決まっている!」って言うのもなんか違う気がする(ていうか2.5万円の物と8万円の物が同じわけがない笑)ので、その人が「これはロードバイク風のシティサイクル」と認識して乗るのであれば問題ないとやっぱり私は思うのです。

 

とは言っても自らおすすめすることはないですけどね。